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2010年1月29日 (金)

石原慎太郎と大相撲

石原慎太郎都知事が一連の朝青龍問題について「あんなの横綱じゃない」と発言して、久しぶりに喝采を浴びています。何でこの人が相撲について発言するのかと思ったら驚く勿れ、ニャンとこのお方、今から約半世紀前にも相撲について、物議をかもす発言をしていたのです。

今から47年前の1963(昭和38)年9月。秋場所千秋楽での大鵬・柏戸戦。全勝同士の対決を柏戸が制したのですが、なぜ絶好調の大鵬が休場明けの柏戸にあっさり負けたのかと相撲ファンの間でも話題になり、これに当時新進気鋭の作家として売り出し中の石原氏が9月26日の日刊スポーツ紙上で「八百長」と非難。当時の時津風理事長(元横綱双葉山)が、石原氏と日刊スポーツを名誉棄損で告訴したのです。

結局石原氏が相撲協会に謝罪したことで告訴は取り下げられ、八百長うんぬんもうやむやに終わったのですが、一連の発言が相撲界を良くしたいという義侠心から発せられたのか、単なる個人的なエゴなのかは今となってはナゾのままです。

現代に戻すと、都庁で質問した記者もそうした過去の出来事を踏まえて質問したのではなく、単に旬の話題を振ったという事なのでしょう。相手が朝青龍なみに問題発言・トラブルの多い人物という事を忘れて。ちなみに貴乃花親方の理事選立候補についてのコメントは、まだ出てないようです。たぶん興味ないだろうし。

参考文献 『昭和大相撲騒動記』 (大山眞人 平凡社新書)

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