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2010年3月10日 (水)

鎌倉の隠れイチョウ倒れる

3月になっても全国的に異常気象が止まりませんが、そんな中残念なニュースが入りました。既に報道などでご存知の通りですが、鎌倉市の鶴岡八幡宮境内の大イチョウが倒れました。

樹齢千年とも言われるこのイチョウ、神奈川県の天然記念物にも指定されてますが、今から791年前の承久元年(1219年)1月27日深夜、鎌倉幕府の3代将軍・源実朝が自身の甥で八幡宮別当(責任者)の公暁に暗殺された際、イチョウの影に隠れていた公暁が「親の敵はこうして打つものだ」と叫んで切りかかったとされる事から、「隠れイチョウ」の異名を持っています。

もっともイチョウの話は、事件から400年以上経過した江戸時代の書物に書かれてる話なので、実際に隠れていたのかは不明ですが、学習マンガや歴史番組では定番シーンの一つとして知られているだけに、ほとんどの人が「史実」と受け止めてるようです。

樹木の専門家によれば修復は不可能との事。鎌倉市は世界遺産への登録を目指して活動していると聞きましたが、その最大の目玉が消えてしまった事で登録に向けて大きな影が落ちるのは、避けられそうもありません。と同時に千年も立ち続けた大木を、いとも簡単に押し倒す自然の脅威の前では、人間などちっぽけな存在なのかも知れません。

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