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2010年7月

2010年7月31日 (土)

東京近郊の危機遺産

明日から8月になりますが、夏休みの予定は立ちましたでしょうか?カネはないけどどっか行きたい、だけど遠出はしたくないという方、いらっしゃいますでしょうか?そんな中、今日発売の日刊ゲンダイに、「危機遺産オススメスポット」と銘打った記事が掲載されました。

それによると、解体予定または老朽化が著しい建造物を見に行くのが最近はやっており、新しい所では先日98年の歴史に幕を閉じた兵庫の余部鉄橋や、長崎の軍艦島などが上げられてます。記事では更にお薦めスポットとして、九段下の九段下ビル、銀座1丁目の銀座奥野ビル、上野公園の旧博物館動物園駅舎(登録有形文化財)、晴海の旧晴海橋梁、横浜伊勢崎町の旧横浜松坂屋ビル(横浜市歴史的建造物)を上げています。

個人的に思い入れが深いのは、九段下ビルです。学生時代に九段下でバイトをしていた事があり、神保町へ行くのに交通費節約の為歩いて行ったのですが(バカだけど若いから体力だけはあった。今はバカで体力もないオヤジになった)、その時決まってこのビルの前を通りました。昭和2年(1927年)建造の古い建物は、どこか江戸川乱歩の小説にでも登場しそうな雰囲気と風格に満ちており、いつしか自分の中でこの建物の中に、明智小五郎の事務所があるんじゃないかという妄想が膨らんでいきました。

旧歌舞伎座のように登録有形文化財に指定されても、改築を名目としてあっさり指定が解除されるケースもあるので、これらの建造物に会いたい人は、この夏に行ってみるのもいいかも知れません。ただしこれらの中には現役の住宅・商店・オフィスとして使用されてる個所もあるので、そうした所では必ず一声かけてから見学したり撮影するのがマナーというものでしょう。もちろんブログ掲載を希望する場合は、必ず許可を得るのもマナーです。

2010年7月30日 (金)

崖っぷちに追い込まれたエリー

5月24日付の当ブログでもお伝えしたテレ朝のドラマ『崖っぷちのエリー』が、予想通り崖っぷちに追い込まれています。

初回8.1%、2回目7.1%と回を重ねるごとに数字を落としていくのは、何が原因なのか?既に今井舞、吉田潮といったコラムニスト達がその原因を述べているので、ここでは彼女達の意見を補足する形で述べていきたいと思います。と言ってもお二方が述べている、番組大コケの最大の原因に触れないわけにはいかないでしょう。そう、主役に起用した山田優について。

そもそもこの人が起用された理由が、未だに解りません。特にサイバラのファンというわけでもないし、サイバラに直訴したという話も聞かない(サイバラ自身は、もたいまさこ、渡辺えり、藤山直美に演って欲しかったと述べているが、この人がキャスティングに意見するのは、極めて異例)。とすればプロデューサーの個人的趣味か、それとも芸能界の偉い人の「天の声」かと勘繰りたくなるのは、筆者だけじゃないでしょう。宣伝ポスターや画面では、口をとんがらせてわざとブスな顔を作ってますが、そんな事は25年前の小泉今日子や15年前の内田有紀がうんざりする位やってきた手口で、今更そんな「ぶちゃいく路線」を持って来られたって、「せっかくの(整形)美人が台無しだね」と鼻で笑いたくなります。肝心の演技もなんか「女サラリーマン金太郎」ってな感じで、他に言う事がありません。

ミスキャストと言えば鴨ちゃん(あえてそう呼ぶ)役の塚地武雅。実物がアル中とガンで激ヤセして死んだのは、ファンならば誰もが知ってる事なのにデブ芸人とは・・・同じ役を『毎日かあさん』では永瀬正敏、『酔いがさめたら家に帰ろう』では浅野忠信が演じる事を考えると、他に誰かいなかったのか?という気にさせてくれます。そもそも架空の人物や歴史上の人物ならまだしも、没後10年も経ってない鴨ちゃんをタイプの違う役者が演じて、観る側は混乱しないのかしら。

ついでに言えば小泉孝太郎のスター気取りも、鼻持ちなりません。斜に構えた顔で「ボクは役者ですから」みたいなオーラ出しまくりですが、かつて同じ枠で主役を演じ平均視聴率6.4%しか取れなかった過去を、どうやら忘れてしまったようです。そんな縁起悪い枠で再びドラマに出るとは、少しは意地という物を持ったらどうでしょうかって、言うだけムダか。そんな事考え付くほど、頭良くないし。

この分で行くとホントに崖っぷちから落ちてしまいかねないこのドラマ。潔く途中で打ち切るか、それとも生き恥さらして最終回を迎えるか。どっちにしろロクな結果になりませんな( ̄◆ ̄;)

2010年7月29日 (木)

親バカなバカ親

一連の秋葉原連続殺傷事件における加藤智大被告とその家庭環境について、今日付けの探偵ファイルが取り上げました。

概ねその通りなのですが、この期に及んで子供にエリート教育を強制し、それを親の愛だと勘違いしてるバカ親の何と多い事か。当ブログでも何度か取り上げた町山智浩さんの著作『USAスポーツ狂騒曲 アメリカは今日もステロイドを打ち続ける』(集英社)にも、子供をスポーツエリートにしようとして、学校に行かせなければ友達とも遊ばせないバカ親が出てきましたし、同じく町山さんが出演してる『松嶋x町山 未公開映画を観るTV』(MXテレビ)でも、伝説のサーファー、ドリアン・パスコヴィッツとその家族を取材した映画『サーフワイズ』で、度を越した偏向教育の結果を述べていました。

筆者も高校時代に2年間、親に言われて学習塾に行きましたが、最後の半年間は全く行きませんでした。理由は行ってもつまんないし、意味ないから。でも大学(関東でも有数のバカ大学。個人的にはリアルバカ田大学だと思う)に入れました。留年したけどそこそこ楽しかったし、そこで学んだ事はその後の自分の人生に影響を与えていると思います。だから皆さんも自分が実現できなかった夢を、子供に押し付けるのはやめましょう。確実にグレるから

2010年7月28日 (水)

村崎百郎さん刺殺事件のその後

7月23日付の当ブログでも触れた、鬼畜系作家・村崎百郎さん刺殺事件について、今日付けの探偵ファイルがようやくUPしました。

そこそこ名の知れた作家が自宅で殺害されるという、ショッキングな事件にもかかわらず、犯人の男が統合失調症を患っていた事が明らかにされてる事からか、ニュースやワイドショーでも続報が全く入って来ませんが、現在検察が責任能力の有無を検討している事は想像できます。一部サイトでは犯人とおぼしき男の実名や顔写真、自宅の映像等が公開されたとも聞きますが、筆者は確認してません(たぶんほとんどが削除されたと思われますが)

探偵ファイルによると、村崎さんが生前主張していた「ゴミをあさって情報を調べる」方法は、探偵術の一つで「ガーボロジー」と言うそうです。20年ほど前の東スポの一面でマドンナ痔だった ビバリーヒルズの豪邸から、座薬のカラ箱を発見」というのがありましたが、こういう事件が起こるとどうしても、犯人の男もこれを実践して失敗したから、こういう事件を起こしたのかと想像してしまいます。

記事では更に「26日の夜に、町山智宏氏(映画評論家)、柳下毅一郞氏(特殊翻訳家)、根本敬氏(作家)といった故人と交流のあったライターが対談を行い「村崎百郎さんとの霊界因果通信」なるネット放送を行っていた」とあります。お三方とも「映画秘宝」と深く縁のある方ですが、その「秘宝」や「月刊サイゾー」に一時期連載を持ってたゲロタンなる人物は、もしかしたら村崎さんその人だったのでしょうか?奇しくも本日、町山さんが歌舞伎町のロフト・プラスワンでトークイベントを行ないましたが、店のツイッターを見る限りでは、この事件に触れた形跡はありません。やはり事件が事件だけに、ネタにするのは忍びなかったのでしょうか?ちなみにツイッターは一日程度で削除予定との事なので、行けなかった人はお早めに(筆者含む)

2010年7月27日 (火)

2012年の大河

来年の大河ドラマ『江 姫たちの戦国』の主要キャストが徐々に発表されていく一方で、再来年2012年(平成24年)の大河ドラマが、『平清盛(仮称)』と発表されました。

これは7月23日付の日刊スポーツが報じたものであり、それによるとここ数年の大河は戦国や幕末が舞台になる事が多く、更に時代をさかのぼろうと思い源平の時代、それも清盛を主役にしたらどうかという声が上がったっていたという事です。そして前回源平を扱った2005年(平成17年)の『義経』から7年、清盛を主役とした1972年(昭和47年)の『新・平家物語』から40年、更にさかのぼれば大河第1作の『花の生涯』から数えて50作目というアニバーサリー作品という位置付けから、清盛に決まったとの事です。

また、記事に記載はありませんが、ここ数年の大河は篤姫や直江兼継のように、おせじにも歴史の主役とは言えない人が主役に抜擢されるケースが多く、『龍馬伝』のようなダブル主役といった変則的なケースもある事から、そろそろ王道的な物語を見たいという声が視聴者から上がった事は十分想像できます。

ちなみに大河で扱われた最も古い時代は、平安時代中期の平将門・藤原純友を主役にした1976年(昭和51年)の『風と雲と虹と』。逆に最も新しい時代を扱ったのは、昭和を題材にした1984年(昭和59年)の『山河燃ゆ』と1986年(昭和61年)の『いのち』。幕末を含まずに明治のみを扱ったのは1985年(昭和60年)の『春の波濤』のみ。大正はゼロです。以前聞いた話では、近代以降だと政治家・軍人・作家が歴史の有名人になりがちなので、ドラマになりずらい。特に韓国人に暗殺された(異説あり)伊藤博文は、ここ数年NHKが韓流ドラマで稼いでる事を考えると、絶対無理。福沢諭吉や大隈重信、夏目漱石のように特定の大学や企業(慶應義塾大学、早稲田大学、朝日新聞社、等)が絡むと、NHKで実名を挙げていいのかという声が上がるそうです。

古い時代でも「聖徳太子」「大化の改新」「奈良の大仏」のように特番ドラマならいいけど、大河は無理があるというケースがほとんどです。その気になれば「源氏物語」も大河になりそうですが、光源氏は「おめぇ、実在しねぇじゃん」(©ほりのぶゆき)な人ですし、NHKで大河にハーレクイン(実際、読んでみてそうとしか感じなかった)をやっていいのかという疑問も生じます。とくればやはり50作目の『清盛』で打ち止めにした方が、いいのかも知れません。

参考文献「大河ドラマ入門」 小谷野敦 著 光文社新書

2010年7月26日 (月)

1足す1は大・・・なのだ

下北沢の本多劇場へ「男子はだまってなさいよ!」(以下「男子」)の第7回公演、『男子天才バカボン』を観に行きました。と言われても「男子」って何やそれという人も多いので、簡単に説明させて頂きます。

「男子」は演出家の細川徹氏が中心になって2002年(平成14年)に結成されたコントユニットで、見た後に何も残さないバカにこだわったシュールなコントで定評があります。その「男子」がバカの金字塔にしてキング・オブ・バカと呼ぶにふさわしい『天才バカボン』を舞台化すると聞いた時、一抹の不安が頭を横切りました。過去4回アニメ化され、その後もCGアニメ化や実写映画化等の噂が浮かんでは消えたあの『バカボン』を、本当に舞台化できるのか?しかもパパ役の松尾スズキはさておき、ママ役に釈由美子って本当にだいじょうびかのぅと、直前まで不安でした。

しかし幕が上がると、そんな不安は吹っ飛んでしまいました。未見の方の為にストーリーや笑いどころは書きませんが、警視総監から花が届いた(ホントです)釈由美子にあんなセリフ言わせてあんな事やらせてもいいんだと、心から爆笑しました。ちなみにロビーで売ってたビールは偶然にも、故 赤塚不二夫先生お気に入りのハイネケンでした。でも客席に持込禁止で途中休憩もないので、飲む機会はないかも知れません。

8月1日まで下北沢・本多劇場で上演される本公演。既に前売券は完売してますが、当日券が若干出るとの事ですので彼氏彼女に振られたり、上司に怒鳴られて落ち込んでる人、何より『バカボン』が好きな人は是非とも、観に行って損のない公演です。この夏は下北沢でバカと握手、これでいいのだ!

2010年7月25日 (日)

それはないんじゃねーの?

7月23日付けの日刊スポーツによると、和歌山県白浜町の南紀白浜空港が、利用者増加とイメージアップの為に、早ければ8月にも改称するとの事ですが、問題はその名称。驚く勿れ、「南紀白浜パンダ空港」というではありませんかい。

・・・・・いやはや、ここまで来るともう何とフォローしていいのかわかりまへん。理由は地元のテーマパーク「アドベンチャーワールド」で飼育されてる親子パンダにちなんだとの事ですが、他に候補はなかったのでしょうか?まだ地元に元々縁のある「みかん空港」「くじら空港」「暴れん坊将軍(または徳川吉宗)空港」の方が、良かったかも知れません。実際、高知には「龍馬空港」があるんだし。

気になる言いだしっぺが誰なのか記事には書かれてませんが、まぁ、地元選出の親中派のチェンチェイであろう事は、安易に想像できます。いまや野党の一議員と化して、先日の参院選でも何ら影響力を発揮できなかったチェンチェイですが、こういう所ではまだまだ強いようです。もし政権交代が成されてなければ、改称の暁にはチェンチェイの功績を称える「二○ゲート」なるものが、完成してたかも知れません。でもって必ず「一階なのに○階とはこれいかに」とかいう、しょーもないダジャレをぬかす地元のオヤジも出たかも知れません。与党の汽車ポッポ国交相は何か言う事がないのでしょうかって、それ所じゃないか( ̄◆ ̄;)

2010年7月24日 (土)

映画『トラック野郎』大全集

筆者が毎月読んでる雑誌「映画秘宝」は、別冊も内容の濃さゆえに高く評価されてますが、なぜか題材は洋画が圧倒的でした。筆者の手元にあるのも『カンフーハッスル』『チーム☆アメリカ/ワールドポリス』『スパイダーマン3』『グラインドハウス』『イングロリアス・バスターズ』等、全て洋画ばかりです。そんな中、邦画を題材とした数少ない別冊が発売されました。それがこの「映画『トラック野郎』大全集」です。

改めて『トラック野郎』について簡単にご説明いたしますと、1975年~1579年(昭和50年~54年)に東映で制作・公開された全10作のプログラム・ピクチャーです。義理に強くて情けにゃ弱く、その上惚れっぽいトラッカー・星桃次郎(菅原文太)と、相棒のトラッカー・やもめのジョナサン(愛川欽也)の凸凹コンビが繰り広げる、笑いあり涙ありの人情コメディと言えば、大まかな所は分かると思います。桃次郎が毎回旅先で惚れるマドンナと、彼女を巡るライバルとの対決。と来れば完全に『男はつらいよ』ですがギャグや下ネタ、カーアクションにミニチュア撮影と盛りだくさんな分、当時の子供達の人気はこっちに集中してました。

で、「日本最後のアナーキー・プログラム・ピクチャーの伝説」と銘打ったこの別冊。鈴木則文監督と車両担当の宮崎靖男氏の対談を、『トラック野郎』研究家の小川晋氏がまとめた全十作品徹底解説を軸に、スタッフインタビューやポスター・ギャラリー、レアグッズカタログ、果ては知られざる小説版・劇画版『トラック野郎』の存在まで、貴重な証言や初公開の写真が満載されています。鈴木監督と言えば先日、初のエッセイ「トラック野郎風雲録」(国書刊行会 刊)を発表したばかりですが、圧倒的ボリュームで読ませる「風雲録」に対し、こちらの「大全集」は圧倒的ボリュームで見せるのが、特徴と言っていいでしょう。

残念なのは当時発売されたプラモデルや超合金(!)、更には21世紀になってから発売されたチョロQについては、無視されてるという事。過去に他誌(モデル・カーズ)で断片的に取り上げられた事はありますが、当時のブームを象徴するアイテムだけに、是非とも載せて欲しかったなぁと、思わずにはいられません。それでもファンならば手元に置いて損のない構成です。

なお明日7月25日の18時半から、阿佐ヶ谷のトークライブハウス・ASAGAYA Loft Aで「真夏のトラック野郎祭り!」と題したイベントが行なわれます。当日は鈴木監督がゲストとして参加するので、興味のある方は行ってみるのもいいかも知れません。ちなみに筆者は仕事の為、泣く泣く断念しました(u_u。)

2010年7月23日 (金)

速報 村崎百郎さん殺害される(マジ)

鬼畜系作家として知られる村崎百郎(本名、黒田一郎)さんが、自宅で男に刺されて亡くなりました。

時事通信の記事によると、警察は通報してきた無職の男(32)を現行犯逮捕したとの事ですが、この男は警察の取り調べに対し「村崎さんの実践本にだまされ、恨みを持っていた」と動機を述べてるそうです。

村崎さんといえば唐沢俊一さんとの共著『社会派くんがゆく!』シリーズで知られてますが、まさか自分がこんな形でネタになるとは、思ってもなかったでしょう。ちなみに唐沢さんは今の所、コメントを出してません。

犯人の男は村崎さんの自宅住所を「ネット掲示板(2ちゃんねる?)で知った」と述べてるそうですが、だとしたら事前に誰か「これは犯罪に悪用される恐れがある」として、警察に連絡しなかったのでしょうか?今後の捜査の進展もさる事ながら、この事件が当局によるネット規制⇒表現の自由弾圧の大義名分になる事を危惧するのは、考えすぎでしょうか?今月1日の当ブログでもネットカフェ規制条例について書きましたが、今はひとまず、村崎さんのご冥福を心からお祈りしたいと思います。合掌。

2010年7月22日 (木)

映画秘宝 10年9月号

一日遅れで毎月恒例、映画秘宝の最新号レビューです。

いきなり表紙で日本未公開の『キック・アス』が出てきましたが、それもそのはず。来年2011年(平成23年)の日本正式公開が決まりましたが、それに先駆けて、9月16日に行なわれる「第3回したまちコメディ映画祭in台東 映画秘宝まつり」での先行公開も発表されたのです。詳細は来月号に掲載されますが、果たして第2の『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン』になれるか、お手並み拝見といった所でしょう。

で、第1特集は「真夏の肉弾アクション徹底研究!」と銘打って『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』と『エクスペンダブルズ』を取り上げてますが、『エクス~』は10月公開なので今回は顔見せ程度の情報。むしろオマケのはずの「80年代アクションスター列伝」に5ページも割いてますが、さすがに個々のフィルモグラフィーは省略。まぁ、公開前のおさらいには役立ちそうです。一方『Aチーム』の方も4ページ使ってキャラ紹介や、ブラッドリー・クーパー(フェイス役)のインタビュー、TV版『Aチーム』の流れを簡単に紹介してますが、肝心のストーリーはないに等しいので、ほとんど触れられてません(キャラクターの魅力と、お約束の安定感を楽しむ水戸黄門的作品という、てらさわホークの指摘は正しい)

そして今回のメイン特集「完全保存版 デニス・ホッパー全回顧」は実に堂々13ページ。『フラッシュバック』『悪魔のいけにえ2』『ブルーベルベット』『アメリカン・ウェイ』といった作品名を眺めてるだけでも、数多くの名シーンが蘇ってきます。また、TDFC(東京デニス・ホッパー・フェスティバル実行委員会)の活動歴や、アレックス・コックス監督の寄稿も読み応え十分。秘宝の底意地の深さを見た気がします。

デビルズプレスはほっといて、次は戦争被害者映画特集。36年ぶりに公開された幻の戦争映画『樺太1945年夏 氷雪の門』は、二木てるみのロングインタビュー(3ページ)で構成。本作はもちろん、子役時代から『がんばれ!!タブチくん!!』まで知られざるエピソードが満載。続く『キャタピラー』も2ページながら、その強いインパクト(どれ位強いかは実際に読めばわかる)ゆえ、印象に残る作品紹介となりました。と、しんみりさせた後で「『ザ・パシフィック』放送記念 映画で語る太平洋戦争攻防史」というのを持ってくるのが、秘宝らしい所ですな。

しかし今回一番笑ったのは、先月鳴り物入りで始まった「日本映画仕分け人」が、事情により、今月は休載となった事でしょう。なんでしょうね?事情って。小明さんが、また壊れちゃったのかしら?これならまだ期間限定でFBB(ファビュラス・バーカー・ボーイズ)再結成した方がいいと思うんですけどにぃ。果たして来月はちゃんとやってくれるんでしょうか?『踊る大捜査線3』とか『シュアリー・サムディ』とかネタはいくらでもあるんですから( ̄◆ ̄;)

2010年7月21日 (水)

ベルリンに赤い雨降らず

いつもなら「映画秘宝」最新号レビューを掲載するのですが、それは明日以降に回します。

で、訃報です。アニメ『キン肉マン』でドイツの正義超人・ブロッケンJr.の声を担当されていた、声優の水鳥鐡夫(みずとり・てつお)さんが、今月14日に亡くなられていた事が明らかになりました。所属事務所によると、病気療養中だったとの事ですが、詳細は明らかになってません。

1月18日付の当ブログでは、ロビンマスク役・郷里大輔さんの訃報を伝えましたが、声優界全体で見てみると、今年はしょっぱなから目玉おやじ・田の中勇さんが亡くなられ、その喪が明けぬ内に郷里さんが亡くなられ、今月に入ってからも大ベテラン・青野武さんが脳梗塞の為長期休養に入り、そこへ来て水鳥さんの訃報とベテラン声優の受難が相次いでいます(若手でも平野綾さんの長期休養がありましたね)

昔の声優は基本的に影の職業という見方をされており、それゆえ顔が知られてないけど声は若いからいつまでも出来るというイメージがありましたが、実際にお亡くなりになられて初めて、けっこうおじいちゃん・おばあちゃんだったりするのに驚いたりします。最近はイベントでファンがこうした声優さんとお会いする機会も増えており、それはそれで嬉しいのですが、お年を考えるとやはり語り部や後進の育成に力を入れて欲しいとも思います。

原作のブロッケンJr.は酒に溺れ、世間から忘れ去られますが、自身の後継者としてジェイドという正義超人を育てます(その辺の経緯は『キン肉マンⅡ世』を読めばわかるので、詳細はパス)。水鳥さんも劇団を主宰されてたとの事ですから、いつかジェイドのような若くてイキのいい役者が誕生するかも知れません。享年71。謹んでご冥福をお祈り致します。合掌。

2010年7月20日 (火)

戦争ボケと平和ボケ

今日発売の週刊プレイボーイ(以下プレボ)と週刊SPA!(以下SPA)に、対照的な記事が載ってました。

プレボの方は陸上自衛隊(以下陸自)の新型戦車「10(ひとまる)式」のお披露目記事。今月9日に富士駐屯地で行なわれた、マスコミ向け正式公開の様子を報じています。現在の主力戦車である「90(きゅうまる)式」以来20年ぶりの登場となったこの新型は、市街地における対ゲリラ戦を前提とした軽量小型戦車であり、早ければ来秋にも正式配備されるとの事。モノクロの見開きとはいえ、その迫力は十分伝わって来ました。

一方SPAの方は、連載記事「SKB48部」の企画として、SKBのメンバー8人がやはり富士駐屯地で陸自体験入隊するというものですが、はっきり言って緊張感のかけらもない、ヤラセ写真のオンパレードとなってます。90式の上でポーズとっても喜ぶのは、石破茂ちゃまだけでしょう。『トロピック・サンダー』みたいに舌先三寸でダマくらかして本物の戦場にポイするほど、日本の自衛隊は気が利きませんし。

かつて戦車はゴジラ映画における最高のやられ役でしたが、果たして新時代の戦車はどのようなやられっぷりもとい活躍ぶりを、見せてくれるのでしょうか?

2010年7月18日 (日)

消防車とハイパーレスキュー

筆者は子供の頃から乗り物の絵本が好きで、両親や祖父母によく買ってもらった思い出があります。大人になった今でもそうした絵本が好きですが、最近のものはほとんどが写真を中心としたものばかりで、絵本の名を借りた写真集じゃないかという気がします。また、手描きの絵本でもトーマスじゃありませんが、極端に擬人化したりして大人が読むのは正直恥ずかしいと思います。

ネタの濃い手描きの絵本にはもう会えないのかと思っていた所、新刊で発見しました。それがこの『消防車とハイパーレスキュー』(モリナガ・ヨウ作 あかね書房)です。東京消防庁の第三消防方面本部 消防救助機動部隊、世に言うハイパーレスキューを題材にした絵本ですが、乗り物ひみつルポと銘打ってるだけにその情報量がハンパじゃありません。

普通の絵本では消防車を題材にすると、まずポンプ車から始まって梯子車、化学車、救助車、救急車・・・といった感じで続きますが、救助車から始まったのは筆者の知る限りこの絵本が最初です。ハイパーレスキューの本だからと言われればそれまでですが、ホールベースや総排気量のデータまで載せる位ですから、この時点でお子様には敷居が高い、されど越えられない訳じゃない事が解ります。

でポンプ車を探してみると、ありました。それも白いヤツが。タネを明かせばこれは八王子にある消防車換装メーカー、日本機械工業の工場のルポ。白い消防車は塗装前のシャーシーです。(白い消防車は日本だと皇宮警察や在日米軍が所有してますが、当然一般には非公開です)このコーナーだけでも6ページ使ってるので、作り手の気合を感じます。並の写真絵本なら1~2ページでチャッチャと済ます所でしょうが。

そしてこの絵本の最大の特徴は、随所に散りばめられた小ネタの豊富さです。著者のモリナガ氏は『ワールドタンクミュージアム図鑑』(大日本絵画)等できめ細かな仕事ぶりを評価されてますが、それは本作とシリーズ前作の『新幹線と車両基地』でも変わりません。本部内のダルマは隊員の制服に合わせたオレンジ色であるとか、一昔前の人気番組『トリビアの泉』のネタになりそうな話がてんこ盛り。鉄である筆者が一番興味深かった話は、施設内の地下鉄訓練室(地下鉄の火災や災害を想定した訓練室)に置かれている車両(ちゃんと線路上に乗ってる)は、元都営地下鉄浅草線の5000系だった事でした。筆者の知る限り、5000系の譲渡車・保存車は未確認なので。

鉄道、自動車ときたら次は飛行機か船かも知れませんが、たぶん次も買ってしまう。子供から大人まで幅広く楽しめる文句なしの、近年稀にみる良作絵本。消防車の好きな人なら絶対に買いです。

2010年7月17日 (土)

口は災いのもと

今日付けの探偵ファイルによると、ホテルオークラ福岡の従業員が自身のブログで、顧客や他店を誹謗中傷する問題発言を連発。退職に追い込まれていた事が報じられています。

詳細は上を見ていただくとして、プライバシーの保護を売りにしているホテルで、2度もこんな事があったんじゃあ、お客さんが引いちゃうのは当然ですな。少なくとも筆者は泊まりたくないです(それ以前にカネもないけど)

筆者もブログを始めて7ヶ月経ちますが、自身の仕事や顧客に関するネタは絶対書かない、というマイルールを徹底しています。他の人のブログも見ますが、今すぐ追いつけ追い越せとは思わないし、ネタがない時はお休みしてもいいと思ってるから、3日坊主の割にはけっこう続いてるのかも知れません

ちなみに『聖☆おにいさん』のイエスは、自身のブログで政治と野球と宗教の話はNGと決めてるそうです。政治と宗教は彼の立場上解りますが、何で野球がNGなんでしょうか?

参考文献 「聖☆おにいさん」第4巻 中村光 著 講談社 

2010年7月16日 (金)

富士山麓にエヴァンチョー

既にご存知の方も多いと思いますが、富士急ハイランドの「エヴァンゲリオン実物大初号機建造計画」が、大詰めを迎えています。

作中における第7ケージや初号機コックピットを実物大で再現するのはいいのですが、一つ気になるのは「渚カヲルの等身大立像」というやつ。一部報道では「腐女子受けするから」カヲルに決まったとか言われてますが、それだったらシンジもそうだし(彼の場合はむしろ腐男子受けか?)、何よりこの手のアトラクションでは定番の綾波、アスカ、ミサト、そしてマリを差し置いてカヲルを前面に押し出すのは、何か理由があるのでしょうか?

富士急ハイランドといえば「ガンダムクライシス」や「トーマスランド」といったキャラクター物のアトラクションには定評があるだけに、おそらく今回もハズレはないと思われますが、エヴァといえばつい最近もこんな事があっただけに、油断はできません。

で、帰りはデカいパチンコ屋に車停めて、「始まりの福音」や「最後のシ者」を打ちまくって、高速乗るカネがなくなる、何て自体は極力避けたいものですな( ̄◆ ̄;)

2010年7月15日 (木)

カレチ 第13話

すっかりおなじみ、モーニングの不定期鉄道マンガ『カレチ』第13話が発表されました。第12話を紹介したのが5月13日なので、ニャンと2ヶ月と2日も経過していた事になります。何度も言いますけど、月刊誌の「モーニング・ツー」に移籍した方がいいと思うのですが、どうでしょうか?あの雑誌も一部じゃ未だに「『聖☆おにいさん』と、その他大勢」とか言われてるらしいし、テコ入れという意味でも期待したいのですが、無理かなぁ。

冗談はさておき(半分マジだけど)今回のサブタイは「機関士根性」。機関士と言えば今や貨物以外のJRでは、ほとんど絶滅寸前とも思われがちな職種ですが、かつては鉄道界の花形の一つでした。そんな時代を生きた一人の男の物語です。

大阪・宮原機関区に所属する老機関士・中島は定年を一年後に控え、上司から指導機関士に推薦されます。27年間無事故という輝かしい実績を持ちながらも、自らを「機関車の運転しか能のない男」とうそぶき、自ら生じさせた遅れは自らの手で取り戻す「機関士根性」をも否定する彼は、辞表を胸に最後の乗務と決めた寝台特急「つるぎ」で荻野カレチと出会い、自身の決意を伝えます。降りしきる雨の中、やる気のない中島を奮起させるべく荻野カレチが取った行動とは・・・

今回、実質的な主役を務めた中島機関士は、歴代『カレチ』ゲストキャラクター(何だそれ?)の中で、最も純文学的なキャラクターかも知れません。時代の波に取り残されながらも、最後まで自分という人間を貫き通したい。たとえわがままと言われても「生涯一機関士」で終わりたい。その為には他人なんかどうでもいい。そんなエゴに等しい彼の機関士根性は、荻野カレチの「真のプロ根性」の前に、いい意味で打ち砕かれます。そして、一つの変化をもたらします。

ビジュアル的には今回も、非の打ちどころのないツボを抑えたネタが続きます。冒頭、上からEF58を見下ろすシーンに始まり、職員官舎、き電区間、20系「つるぎ」、ゴハチの原型前照灯と、お好きな人にはたまらないシーンが続きますが、個人的に一番グッときたのは、米原~田村間の交直接続区間で1カットだけ登場した、海坊主ことDD50だったりします。理由は、これ以外の鉄道マンガに登場した事がないから。あとラストには、あの異端車が登場します。

何かあったらとりあえずマニュアルを読んで、それでダメなら業者を呼ぶ。こんな対応が当たり前になった今の鉄道現場では、中島や荻野カレチのようなプロは本当に、時代錯誤の一言で片づけられてしまうのでしょうか?そんな事はないと思いたいのですが、そう思うのは自分が年を取った証拠でしょうか?

2010年7月13日 (火)

ネットの上だけなら総理確定

昨日に引き続き探偵ファイルからネタを拝借。

東京選挙区の隠れたヒーローとして、ある意味麻生太郎級の人気を誇る又吉イエスが、またしても落選しました。で、意外だったのは今回ポスターを見なかったので一瞬、これで最後かと思ったのですが、探偵ファイルを見るとちゃんと貼ってありました。どこで撮影されたのかは知りませんが、ぶっち切りトップ当選を果たした蓮舫大臣の隣りというのは、何かの因縁でしょうか?

ちなみに今日発売の週刊SPA!では、坪内祐三・福田和也の両氏が「これでいいのだ!」の中で、ドクター中松は20歳の頃からイカれてた話や、落選した前杉並区長・山田宏(なぜかくんづけ)が杉並区に住まない理由等が載ってます。他にも今週号は「参院選裏ニュース10連発」とかやってますが、それはまた別の機会に。

2010年7月12日 (月)

神奈川なのに千葉とはこれ如何に

最初にお詫びから。

昨日のブログで、衆議院で再可決すれば法案成立云々と書きましたが、全議席の3分の2に達してないので無理でしたね。スンマセン。まぁいざとなったらどっかから切り崩すのかも知れませんが。

で、今日の日刊ゲンダイの一面見出しは、「民主惨敗 政権しがみつき困難」でしたが、サブ見出しの中で昨日予測した「さつき・ゆかり~」に近いのは、「悪政・自民党がなぜこれほど当選するのか」でした。どうでもいいけど。

で、今日付けの探偵ファイルでは最高によかった事として、千葉景子法務大臣の落選を取り上げてました。実際そうなのですが、すべては最後のセリフ「国会議員の質がうんぬんの前に『国民』が賢くならないとこの国は良くならない」が、語ってると言えます。

ちなみに探偵ファイルではもう一つ、「ネット上なら総理大臣確定」のあの人にも触れてますが、それはまた明日という事で。

2010年7月11日 (日)

与党、やっぱり過半数割れ

参院選は大方の予想通り、与党が過半数割れしました。果たして5年前の衆院選の時、「この国の民主主義は死んだ」と黒枠付きのお通夜みたいな見出しを掲げた日刊ゲンダイは、明日の紙面でどんな見出しを持ってくるのかしら?とりあえずサブ見出しの一つに「(片山)さつき・(佐藤)ゆかりのような、国民より議員バッジ命のゾンビ議員を当選させる、この国の民度の低レベル」とか掲げるのかしら?去年の秋には「自民が負けてショック」とかホザいたビートなんとかさんも、この結果にはさぞかしご満悦でしょう。(しかしこの人ほど無党派を装いながら、自民と立ち枯れ日本が大好きなのがバレバレな人も、珍しいですな)

しかし今回ゲンダイが、敢えて見出しに掲げなかった事実が一つあります。それは、

「参議院で否決しても、衆議院で再可決すれば法案は通る」という事です。

ま、その辺の事情は偉いチェンチェイ方におまかせするとして、夕刊紙繋がりで言えば夕刊フジが以前都知事選の後にやってた、落選候補へのインタビュー特集とかまた見てみたいですな。あの時は「携帯が繋がらなくて音信不通」とかいう人もいましたし、今回は果たしてどうなるやら( ̄◆ ̄;)

2010年7月10日 (土)

投票日前日

いよいよ参院選の投票日が、明日に迫って来ました。筆者のように期日前投票を済ませた人もかなりいると思われますが、まだという人は、必ず明日行きましょう。

正直、ほとんどすべての政党と候補者に中指を突き立ててる自分としては、どこの誰に入れろ入れるなといった事はいいません。しかし、これだけは言っておきます。

投票にも行かずに、文句ばっか垂れてんじゃねぇ。

まだこの国は民主主義国なので、投票は自らの暮らしを変える手段の一つです。白票や棄権といった方法では何も変わりません。たかが一票、されど一票です。

あと政党や候補者の名前は、ちゃんと投票スペースに貼ってある票を見て書きましょう。ウケ狙いでも「ヤワラちゃん」とか「ゼッコーチョー」とか書かないように( ̄◆ ̄;)

2010年7月 9日 (金)

遊園地に行って来た!

福岡を中心に活動する人気劇団「ギンギラ太陽‘s」(以下ギンギラ)の地方公演(福岡が本拠なので、東京でも地方公演という)『遊園地3兄弟の大冒険』を観に、東京ドームシティのシアターGロッソに行って来ました。3月30日の当ブログで「遊園地に行こう!」と期待しながらも、不慮のアクシデントで順延を余儀なくされていただけに、あいにくの雨模様ながら観る前から気合が溜まってきました。

開場時刻の18時を過ぎてから到着すると中から「お前たちー よく来たなー」という甲高い声が。2年ぶりにその声を聞いて思わずカバンからデジカメを出してしまいました。そうです、福岡の方と筆者のような、それ以外の地域の一部の人にはおなじみのギンギラ名物「記念撮影大会」が始まっていたのです。

「西鉄やくざバス軍団」と称する謎のバスかぶり物集団が客席にあふれ、観客がケータイやデジカメでパシャパシャ撮りまくる。知らない人が見ると実にシュールな光景ですが、これがなければギンギラじゃないのもまた事実。普通の劇団ではこういうのは新人や若手の研修生がやる事ですが、今ここでそれをやってるのは、これから舞台で2時間の本公演を行なう一線級のメンバー達です。このハイテンションぶりを受け入れるか否かで、ギンギラに対する思いが解ります。もちろん本公演中の撮影・録音は厳禁です。

まだ東京と福岡での公演が残ってるので、ネタばらしはできませんが今回は冒頭から「え、そんなネタ使っていいの?」と思うほど飛ばして、最後は泣かせてくれました。あえて一つだけ言えば、「浦安と多摩センターでは、絶対上演できない」

前の公演が2008年で、今回が2010年。という事は次の東京での公演は2012年でしょうか?いや、その前にこっちが本拠地の福岡に行って、街の熱気と共に本公演を体全体で感じるのが先ですね。いずれにせよ、三たび会える時を今から楽しみに待ってます。

2010年7月 7日 (水)

毎日かあさん、映画化

筆者は西原理恵子(以下サイバラ)のごく初期からのファンですが、その後期代表作である『毎日かあさん』が、アニメじゃなく実写で映画化される事になりましたが、正直引いています。

最大の問題はやはりキャスティングでしょう。サイバラと元夫の鴨志田穣(以下鴨ちゃん)を驚く勿れ、ニャンと小泉今日子と永瀬正敏の元夫婦に演じさせるとの事。

・・・・・・・・・・いやはや何とも、ここまで露骨な話題作りもありませんな。2ちゃんねるの芸スポ速報版では「サイバラは片桐はいりか島崎和歌子だろ」「鴨ちゃんはキム兄で決まり」といった声が上がってる事を考えると、誰か止めろよと言いたくなります。折しも5月24日の当ブログで、明後日から放送されるドラマ『崖っぷちのエリー』について不満をブチ上げましたが、こうして見るとサイバラの作品や世界観が、正しく理解されてるとは言えません。両方とも某大手芸能プロが絡んでますが、ここのお偉いさんは『ちくろ幼稚園』や『恨ミシュラン』といった作品に散りばめられてる、「かわいくて、気のきいた狂気」を知る事もないでしょう。

まぁどうせやるんだったら、内田有紀と吉岡秀隆の元夫婦に演じさせるほうがいいとおもいますけどねぇ。事実かどうか知りませんが、この二人が別れた原因はDVとか報じられたし(サイバラの離婚の原因が鴨ちゃんのDVにあるのはサイバラ本人が認めてるし、筆者も以前の職場で知り合った関係者から聞いてます)。あと板っちことゲッツ板谷(サイバラの長年の友人でライター)は誰が演じるんでしょうか。あれだけ大柄な役者はそういないし、今ならちょうどいい人材がいるんですけどねぇ。琴○喜とか元大○親方とか・・・(単に図体がデカいだけじゃねーか)

2010年7月 6日 (火)

NHK、相撲中継を中止

既にご存知の方も多いと思われますが、NHKが大相撲名古屋場所の中継を中止する事を発表しました。本場所のテレビ中継中止は昭和28年(1953年)5月の放送開始以来、初めてです。

代わりに18時台に昔テレ朝でやってた、大相撲ダイジェスト的な番組を20分間流すとの事ですが、そんな事より気になるのはNHKが既に相撲協会に支払ったとされる、5億円の放映権料の行方。放送しないんだから当然NHKに返すのが筋だと思うし、協会にはまだ何十億というカネが眠ってるんだから、なくても別に困らないんだろうし。

そもそもこれらのカネも、元はと言えばわしらの受信料である事を考えると、やはり国民に還付するのがいいと思うし、カイワレ総理も今すぐ実行すればこども手当よりよほど喜ばれると思うんですが、どうですかにぃ。別にこちとら相撲がなくても困らないんだし。

2010年7月 4日 (日)

チェンチェイと、この1冊(下)

3夜連続でお送りしてる、参議院東京選挙区の主要候補者のチェンチェイ13人のお薦め本に、ツッこみを入れるのも今日で最後です。今日は「おめーら、ええ加減にせーや」と言いたくなる6人のチェンチェイのお話。

幸福実現党・矢内筆勝候補は『国難に備えよ』。「国防・安保に無関心な日本人に、警鐘を鳴らす1冊」だそうです。内容は推して知るべしといった所ですが、それで他の候補者にない一番のセールスポイントが「やる気、元気、本気!」ってのは、どうかと思いますぜ。和歌山や大坂で似たような事言って落ちた、ピンクの元チェンチェイのモロパクリですやん。縁起でもないとか思わなかったのでしょうか?機会があれば元チェンチェイにも聞いてみたいものです。

みんなの党・松田公太候補は自書『すべては一杯のコーヒーから』。「自身の生い立ちや経験をたどっており、言いたい事・伝えたい事が一番詰まってる」そうですが、それって体のいい「自分大好き」って事ですよね。正直タリーズってスタバやドトールに比べて数が少ないように感じるんですが、気のせいでしょうか?自分大好きと言えば民主党・蓮舫行革担当大臣も自書『一番じゃなきゃダメですか?』を取り上げてますけど、アンタが真っ先に読むべきは『それでも(以下略)』だろ?と言いたくなります。理由は言わないけど。まぁ、若い頃の写真集とか薦めるよりはマシですが。

で、今回一番笑わせてくれたのは、新党改革・海治広太郎候補のお薦め『話を聞かない男、地図が読めない女』。ヲイヲイそれって、アンタん所のボスとその元嫁の事だろ。「うーん、納得!!」ってやっぱ身近で見てきたから、ついつい本音が出たという事ですね。さすが自身をフランクな性格と言うだけの事はありますな。

という訳で第1回チェンチェイと、この1冊大賞(何だそれ?)は、海治広太郎チェンチェイに決定~(/ ^^)/ 何も差し上げませんが、せいぜいこのブログをプリントアウトして、事務所にでも飾っていただけたら幸いです(ただしねずみ男の目につかない所に)。もし次回があれば読売の記者さんは、マック赤坂や又吉イエス、そして今回は比例に回ってしまったドクター中松や鳩山太郎といった各候補にも、取材して下さい。

最後になりましたが、多すぎて1冊を選べない国民新党・江木佐織候補と、他人に薦める本がない民主党・小川敏夫候補は、もっとがんばりましょう。

2010年7月 3日 (土)

チェンチェイと、この1冊(中)

昨日に引き続き、参議院東京選挙区主要候補者のチェンチェイお薦めの1冊。今回は「まじめに選んでるんだろうけど、それはどうかと思う」編です(んだよ、それ)

社民党・森原秀樹候補のお薦めは驚く勿れ、ニャンとミヒャエル・エンデの『モモ』。「時間に追い立てられる事のないライフスタイルの為に、社会の何が変わらなければならないのか、考えさせられる」との事です。たしかにその通りであり、非の打ちどころのない名作なのですが、それで児童文学を持ってくるのはどうかと思います。こういう時はウソでもいいから『ぐりとぐら』とか『いやいやえん』とか言った方がよろしいのでは(って、もっとマズいか)

たちあがれ日本・小倉麻子候補は、これまた名作の誉れ高き中島敦の『山月記』を取り上げています。「個人的に同感する」との事ですが、どこに同感したのかは不明。そう言えばこの党からは、かつて虎退治されちゃった人が比例で立候補してますが、まさかそこから連想したんじゃないでしょうね?まぁ、いいけど。

公明党・竹谷とし子候補は、緒方貞子の『私の仕事』と取り上げてますが、その理由は一切なし。まさか目の前にあったから何となく、という理由じゃないでしょうね?ちなみに筆者にとって緒方貞子さんといえば、国連難民高等弁務官時代にあのゴルゴ13にアフリカのコンゴ行を依頼した人(作中で名指しされてないが、明らかに人相はそうでした)という印象しかありません。

で、明日は「それは違うだろ」とツッこみたくなるチェンチェイの1冊+αをご紹介します。

2010年7月 2日 (金)

チェンチェイと、この1冊(上)

W杯日本代表も帰国していよいよ参院選と思いきや、筆者の周囲ではNHKが名古屋場所をするか否かで、密かに盛り上がってます(たぶん時間短縮してやるんだろうけど)

そんな中、今日の読売新聞都民版では、参議院東京選挙区の主要13候補に例の条例こと「東京都青少年健全育成条例」改正案について、コメントを求めてますが、これについては都議会の勢力図とほぼ同じ(民主・社民・共産は反対 自民・公明・みんな・改革は賛成)なので、正直面白くありませんでした。むしろ同時に掲載されたお薦めの1冊の方が、興味深かったです。

比較的真面目に選んでるのは、自民党・中川雅治候補の『奪われし未来』。化学物質による地球環境汚染を描いた本ですが、『不都合な真実』みたいなものでしょうか?環境省出身らしい無難な選択です。同じく自民・東海由紀子候補の『ザ・ファイナル・デイズ』はウォーターゲート事件の際の、政治とメディアの攻防を描いた本ですが、これもある意味自民党的な選択です。

共産党・小池晃候補の『ゆびさきの宇宙 福島智・盲ろうを生きて』は障害を乗り越えるための努力、周囲の支え、ユーモア、生きる勇気を与えてくれる本です。自らを政治の病気を治すドクターと称するだけに、弱者への配慮を忘れない共産党らしい選択です。一方、日本創新党・山田宏党首はスマイルズの『自助論』。自助努力なくして幸せや成功はあり得ない。日本再生にはこの精神を取り戻すしかないとの事ですが、それって「お上は何にもしないから、おめーらで勝手にやれ」という事でしょうか?そもそも杉並区で財政を立て直したと言うけれど、元々金持ちが多い土地だから納税率は高いはずなんですがねぇ。

で、明日は真面目に選んでるけど、ツッコまずにはいられないチェンチェイの1冊を、ご紹介します。

2010年7月 1日 (木)

ネットカフェ規制条例施行

7月になりましたが、東京都が今日から「インターネット端末利用営業の規制に関する条例」(通称、ネットカフェ規制条例)を施行しました。

ネットカフェ(以下、ネカフェ)などで起こるハイテク犯罪を防止し、都民が安全かつ安心して利用できる環境を保持するため、本人確認の義務化などを定めたこの条例。都内のネカフェや漫画喫茶など店側は利用者の氏名・住所・生年月日を運転免許証等で確認、3年間の記録保存が義務付けられ、店側が違反した場合は営業停止命令、最高で1年以下の懲役か100万円以下の罰金。また、顧客が身元を偽った場合は20万円以下の罰金が科されるとの事ですが、結論から言えば、ほとんど無意味な条例です。

ちゃんとしたネカフェチェーンなら、例えば2ちゃんねるを閲覧できても書き込みできない等予防策を張ってますし、防犯カメラも設置されてるから犯罪の防止にはある程度役立っているでしょう。そもそも3年間の記録保存と言いますけど、何を基準にしてそんな数字を出してきたのか、採算が取れなくて3年未満で店が閉店したら、そのドサクサまぎれで個人情報が流出とか考えなかったのかしら?キチンとした会社に個人情報を提出しても、じぇんじぇん身に覚えのない業者(その大半は明らかにこちらがアクセスした事のない業者)からメールを送られてる筆者としては、何か別の目的があるのかしらと勘繰られずにはいられましぇん。

例によって石原慎太郎ちゃまは、先月否決された例の条例こと「東京都青少年健全育成条例」を秋に再提出するみたいだから、これはその下ならしかとつい深読みしてしまいますが、これは果たして他の道府県にも広がるのでしょうか?もちろん店で言われたら、こちらも個人情報の提出はしますが、店側も情報の管理システムを問われたら即、応じられるようにして欲しいものですな。

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