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2012年1月16日 (月)

三国昭和倉庫館、全焼

関東ではローカルニュース扱いですが、福井県坂井市のレトロミュージアム、三国昭和倉庫館が火災で全焼しました。火元は隣接する民家で、焼け跡から住民の方と思しき遺体が見つかったとの事です。

オープンから4年弱と日も浅く、えちぜん鉄道の沿線にある事や、実際に訪れた方のブログ等でも評判が良かった事もあり、筆者もいつか行こうと思ってただけに、こういう形で事実上閉館してしまうのは何とも残念な次第ですが、写真を見る限りでは火災報知機やスプリンクラー、消火栓の類が確認できず、改めて文化財保護法や博物館法の適用外で、こうした施設を運営する事の難しさを感じます。

以前某博物館の学芸員に「昭和のモノで文化財と位置付けられる年代はいつ?」と聞いた所、「終戦」という答えが返って来ました。あくまでその人の私見でしょうが、地方の郷土資料館に古いおもちゃを寄付しようとしても断られるケースが多く、メーカーが保存する事も稀なので、こうした民間の施設に保存・管理を頼らざるを得ないというのが現状です。

今となっては亡くなられた方のご冥福を祈ると共に、少しでも焼け残ったものを整理して倉庫館の再開に繋げて欲しいと願わずにはいられません。

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