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2017年6月22日 (木)

永田町からひっこーし、ひっこーし

かつて「引越おばさん」という人が、ワイドショーで騒がれたことがあった。一方的に嫌ってる隣人宅に向かって布団を叩きながら「ひっこーし、ひっこーし、さっさとひっこーし、シバくぞ!」と騒いで逮捕、実刑判決を食らったオバハンだ。その引越おばさんが裸足で逃げ出すような人が現れた。それも自民党の現職国会議員というから驚きだ。

今日発売の週刊新潮によると、自民党の豊田真由子衆議院議員(埼玉4区)が、移動中の車内で当時の政策秘書の男性に対し暴言を浴びせ、あろうことか運転中のこの秘書を後ろから暴行したというのだ。事実ならパワハラどころか立派な恐喝・傷害事件、犯罪である。

きっかけはこの元秘書が、豊田議員の支援者に送ったバースデーカード47通の宛名を、間違えて送ってしまったというものだ。それ自体は注意されて然るべき話だが、豊田議員はそれで気がすまなかったらしい。秘書を「この、ハゲーーーーーっ!ちーがーうだろーーっ!」と罵り、その後も「死ねば? 生きてる価値ないだろ、もうお前とか」といった暴言を吐き、追い打ちをかけるように秘書の娘が強姦通り魔に遭ったらというたとえ話、さらには“ミュージカル調”で秘書を罵るといった、常軌を逸してる行動に出たという。体調を崩した元秘書は国会閉会後の6月18日に秘書を辞め、警察に被害届を提出するという。

この豊田議員、2012年(平成24年)の総選挙で初当選した安倍チルドレン、俗にいう「魔の2回生」である。同期には重婚・ストーカー疑惑で自民党を離党した中川俊直、妻が妊娠中のゲス不倫で議員辞職した宮崎謙介、「がん患者は働かなくていい」と暴言を吐いた大西英男など、錚々たる面々が名を連ねてるが、晴れて(?)その中に仲間入りを果たしたわけだ。ご本人は東大⇒厚労省⇒ハーバード大という輝かしいキャリアの持ち主なので、勉強は出来るのだろうが、肝心の人間性には大きく疑問符が付くと言わざるを得ない。

自民党の2回生議員にこうもスキャンダルが多発するのは、何の政治信条もなく、単に安倍総理のヨイショだけしてればいいという発想で議員をやってるからだろう。だから前述の2回生達は自民党を離党しても、ほとぼりが冷めれば復党できると思って、議員辞職しないのだ。復党しても大臣や党の要職に就けるとも思えないが、一無所属議員よりは末端でも、自民党議員の肩書が欲しいのだろう。何ともあさましい。

そして豊田議員も自民党に離党届を提出したが、未だ公の場での会見・謝罪からは逃げ回ってる。精神的に追い詰められて入院したそうだが、入院したいのは元秘書のほうだ。自民党は早期の幕引きを図ったつもりだろうが、この騒動は間違いなく明日公示される都議会議員選にも、大きく影響するだろう。いよいよ安倍政権の終わりが近づいてきたようだ。

ちなみに今回は日刊サイゾーの「週刊誌スクープ大賞」風に書いてみました。

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