金曜日の玉砕
ある意味予想された結末でした。今日行われた日本相撲協会の理事選は、定員10に対し11人が立候補し、貴乃花親方が落選しました。貴乃花一門からは貴乃花親方の他、阿武松親方(元関脇益荒雄)も立候補してましたが、一門で押さえた11票の内、8票が同親方に流れ、貴乃花親方には2票しか入りませんでした。残り1票の行方が取りざたされてますが、伊勢ヶ濱一門から立候補した高島親方(元関脇高望山)に流れたとされます。
伊勢ヶ濱一門と言えば、あの日馬富士が所属していた事でも知られてますが、そこへ貴ノ岩が所属する貴乃花一門から票が流れるとは、通常ではありえません。一致団結出来なかったのは、一門内でも貴乃花親方が唱える改革路線とやらに対し、疑問の声が上がってるからでしょう。具体的な事何も言わないんだし。
貴乃花親方を指示するB層やネトウヨは「罠だ!陰謀だ!不正投票だ!」とか騒ぐんでしょうけど、リテラのこの記事読めば、大抵の人は引きますわな。夕刊フジやワイドショーも「他の一門内の隠れ貴乃花派が動いて、2人とも当選」とか、訳知り顔で語ってましたが、フタ開けて見れば枠は全く変わってなかったという事になりました。「出馬する事に意義がある」とかヌカすコメンテーターもいますが、当選しなけりゃ2位でもビリでも一緒なんですけどねぇ。
結局貴乃花親方の悲劇のヒーローごっこに、周囲が振り回されたという事でしょう。来月の春場所が始まる頃には、また何かやるんだろうけど、訴訟とか。
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