芸能・アイドル

2018年2月22日 (木)

さらば大杉漣

未だに大杉漣さんの訃報が信じられません。だって昨日も『バイプレイヤーズ(以下、バイプレ)』を普通にやってたし(訃報のテロップは流れたけど)、不謹慎ながら「これってドラマの宣伝?それともフェイクニュース?」と思ったほどです。テレ東だし。

しかし今日、まんたんウェブに掲載された共演者とプロデューサーのコメントを呼んで、これが現実だと受け止めざるを得なくなりました。それでも特に持病もなく、定期的に運動もされてたと聞いてたので、本当に信じられません。

それより何より今回の『バイプレ』、まだ撮影が終わってなかったというのも、信じられません。大杉さんの撮影はあと3回残ってたとの事ですが、どーすんでしょう?日刊サイゾーによると、ご本人は「ひとりでも欠けたくない」というセリフを語ってますが、まさかこんな最期を迎えるとは思ってなかったでしょう。仲間達に看取られたのが、不幸中の幸いでした。

ヤフコメでは「大杉さん多くが脇役なんだけど、存在感が主役級。大杉さんの代わりになれる人はいないなぁ。ぽっかい映像界に穴が空いちゃった」「俳優としてもバラエティでも存在感があり、この人だけにしか出せない味がありました。もう今後の活躍が見れない事が残念でならない」「もちろん亡くなられた事自体が悲しいし、喪失感は計り知れないんだけど、最期の作品が御自身の役者人生を振り返るような作品だった事で、運命があったのかなと思わずにはいられない」といったコメが並びました。でもってキタコメはコレ。

「大杉さんが途中からいなくなるけど、
この作品が最後の作品だから打ち切らず、
きちんと最終回までもっていって欲しい」

色々つらいかも知れないけど、それが大杉さんへの最大の供養になりそうです。後は元バイプレの寺島進さんが、いつコメント出すかだな。

数多くの映画・ドラマ・CMでヤクザからさえないお父さん、そして何より本人と、「主役以上の脇役」としていぶし銀の如く輝き続けた名バイプレイヤー。享年66。謹んでお悔やみ申し上げます。合掌。

2017年11月18日 (土)

それで貴乃花には言わないのかよ

昨日のブログで「『新・情報7days ニュースキャスター』でビートたけしが貴乃花に対しどうコメントするか、筆者はちょっとだけ注目してます。なぜって?そりゃあの二人には20年以上に及ぶ因縁があるからねぇ」と書いたので、実際話すのかと思って、久しぶりにこの番組見ました。以下、サンケイスポーツの記事から引用します。

たけし、日馬と貴ノ岩に土俵上での決着を提案「俺が興行主だったらやるけどね」
   
 タレント、ビートたけし(70)が18日、TBS系「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜後10時)に出演。大相撲の横綱日馬富士(33)が10月の秋巡業中に開かれた宴席で平幕貴ノ岩(27)に暴行し、大けがを負わせた問題について言及した。

 日本相撲協会の危機管理委員会は17日、貴ノ岩の「診断書」の解釈を覆す調査内容を発表。貴ノ岩の病状は相撲を取ることに支障はないとの認識が示され、休場そのものに衝撃の疑義が浮上した。日馬富士は同日、東京・両国国技館で鳥取県警から任意の事情聴取を受け、「ビール瓶では殴っていない」と説明したことも分かった。日馬富士と貴ノ岩、双方の主張が食い違い、事態は混迷を極めている。

 たけしはその点を踏まえ、「うまいことプロレスみたいに盛り上げて、本割で日馬富士と(貴ノ岩が)対戦したときに大歓声。俺が興行主だったらやるけどね」と土俵上での決着を提案した。ただ直後に「『またくだらないことをいった』と怒られちゃう」と腰が引けていた」(引用ここまで)

また新橋SL広場前の飲んだくれたサラリーマンと、同じような事いってますわ。しかしそれは想定内。問題なのは、何で貴乃花の一連の行動について何も言わないんでしょうか、このジジィわ?服装があまりにアウトレイジ過ぎて、ツッコめないから?まさか未だに宮沢りえの事を根に持ってるとか?それとも二人ともケツ持ちが同じ人だとか?うーむ、こっちの闇も深いですなぁ。ある程度は知ってるけど。

ヤフコメでも「傷害事件の可能性もあるなかでそれはできない」「ほんと下らないこと言ってるね。今回は騒動というわけにはいかない。暴行殺人になったかもしれないことを軽く見過ぎ」「岡村隆史と同じですか」「これは笑えない」「この発言はスベったね。たけしもボロの出ないうちに、ソロソロ引退したほうがいいかも」「もう場違いな発言はいいから、テレビでてくんな」「最近たけしのコメントはつまらない」「この人らしい程度の低いジョーク。もう少しひねくって、笑いを取らないと」「たけしはダメ。マスコミを私物化している」「くだらんコメントだ。問題は暴力事件で深刻」といった批判コメが並びました。今回キタコメはありませんが、代わりに今井舞氏の「週刊ヒトコト斬り」から、一部引用します。

「暴力事件よりも理事長選よりも、今はただ、
日替わりで派手なストールを組み込んでくる、
貴乃花のイタリアンマフィアみたいなファッションに興味津々だ。
ウェーブパーマにティアドロップのサングラスもイカしてらぁ。
諸々全部ひっくるめて、貴乃花よ、教えてくれ。
一体どこへ行こうとしてるのかを」

いったい誰に教わったんでしょうね、あのセンス。もしや北野監督の次回作『新・アウトレイジ 両国死闘編』の前宣伝とか?なら共演は把瑠都に曙に鳴戸親方(元琴欧洲)で、ヒロインは秋元梢(忘れてると思うけど、千代の富士の娘)だな。姐さん役は高田みづえ(って、ガチでおかみさんやんけ!)で、特別ゲストが高須克弥に西原理恵子に林家ぺー・パー子で、主題歌は大至。あぁ、考えるだけでもう・・・


2017年7月 7日 (金)

マスゴミは捕まらんのか?

産経新聞によると、「西田敏行が違法薬物をやってる」というフェイクニュースをブログに掲載し、所属事務所の業務を妨害したとして、男女3人が書類送検されたとの事です。ご本人は去年の『ドクターX』での制作会見でギャグにしてましたけど、周りはもっと深刻に受け止めてたという事でしょう。

動機はこの手の話にありがちな「閲覧数を伸ばし、広告収入を増やしたかった」というパターンですが、気になるのはネタ元であるマスゴミ(どこの社か大体想像つくが)は、特定されずお咎めもないという事です。これではマスゴミはいくらでもウソを書いて、誰かがそれを自身のSNSに転載してウソが広まっても、広めたヤツが悪くてウソついたヤツは悪くないという事になりかねません。

筆者も物書きのはしくれとして、根拠のないネタは原則取り上げないという事を決めてますし、転載する場合はネタ元(大抵J‐CASTニュースか日刊サイゾーか二階堂ドットコム)にリンク貼りますし、そうする事で単なる口コミではない事を表してますが、仮にネタ元の記事が間違ってたらこっちに火ダネが飛んで来るかも知れないので、その点は注意しないといけません。

ヤフコメでも「おでんツンツンやPC破壊など、注目を集める方法を間違った前例を学習してないのかね。そろそろ動画サイトに請求できる事にすれば、真剣に取り締まるんじゃないの?」「こういうデマって一度拡散すると、収拾つかなくなるからね。逮捕されかたからといって、それで終わらないから質が悪い」(今回は逮捕されてないが)「こういう嘘情報は読む方も迷惑だし、どんどん訴えた方が良いね」と評価するコメがある一方、「東スポなんかも、似たような事してますけどねぇ」(あっちはイニシャルトークだが)「情報の大元はマスコミでしょ?そっちは罪にならないの?」と、懸念するコメもありました。でもってキタコメはコレ。

「『閲覧数を伸ばし、広告収入を増やしたかった』
企業・個人に関わらず、こういう輩が増えたせいで、
『うそを見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい』が
今や掲示板ではなく、ネット全般的な話になってきてる。
嘘の情報に踊らされ、惑わされてる人がどれだけいることか」

何度も書きますけど、ネットの情報はまず疑ってかかるのがいいです。ウチのブログも含めて。

2017年7月 6日 (木)

留学なんか自宅でも出来るぞ

日刊サイゾーが報じてる、大島優子が女優業を休業して1年間渡航するのは、誰がどう見ても「優雅な海外逃亡」だろうという気がします。後輩にイラついたのは理解出来ますが、やっぱあの帽子はマズかったですな。

それと別に筆者が聞いた話だと、事務所(太田プロ)の2本柱とも言うべき、有吉弘行と指原莉乃に三行半突きつけられたというのが真相だそうです。特に指原はAKB時代、同い年でも先輩の大島を「優子さん」と呼んでいましたが、総選挙で1位になった2015年(平成27年)頃から、呼び名が「優子ちゃん」に変わり、最近は「優子」と呼び捨てにしてたと言う話が、漏れ伝わってます。2人の勢いの差を象徴する話ですな。

また、同じ事務所で同じく元AKBの前田敦子が古い映画を観たり、ベテラン女優に教えを乞うといった勉強をしてるのに対し、大島の場合は元子役のプライドが邪魔してなかなかそうした事が出来ないと言われてます。プライドも高く2012年(平成24年)に自身が出演した『闇金ウシジマくん』の舞台挨拶を、総選挙優先でドタキャンし、主演の山田孝之を激怒させたのは、有名な話です。その甲斐あって(?)総選挙では1位になりましたが、失ったものの方が多かったようです(前田あっちゃんの努力も、報われてないようだが、それは置いといて)

そもそも「語学留学」って、何なんでしょうね?語学学校に通えないのなら、今や職場に講師が出張したり、スカイプ使って自宅で授業出来るのに、わざわざ高いカネ出して渡航する気が知れません。年一ペースで映画に出て、億のカネを稼ぐハリウッド・セレブならまだしも、大島にそんな価値があるとは思えませんし。だからヤフコメでも言われるんですよ。曰く「海外旅行ですね」「あの結婚発表の批判以来、すっかり嫌いになった」「逃げ場があってよろしい事(笑)自分は特別だって勘違いし続けた代償だよ」「ファン激減間違いなし。株を下げましたね」「一年後にあなたの居場所はないと思うよ」。でもってキタコメはコレ。

「先日被っていたキャップを海外で被ってみたら?
自分の愚かさがわかると思うよ」

その際は「BEACH」と書かれたシャツも着ましょう。間違いなくエライ目に会うから。

ちなみに同じく日刊サイゾーによると、元SKE48の松井玲奈もいろいろ苦労してるようです。まぁ熱心なヲタはセリフだけで立ちっぱなしになって、思わずせがれいじりして笑点もとい昇天するんでしょうけど、大島も見習ったら?(朝から下ネタでゴメン)

2017年6月26日 (月)

死人が出ないと止めないのか

欅坂46の握手会で発煙筒が焚かれ、容疑者の男がメンバーの一人を殺すつもりで、ナイフを所持していたとして逮捕された事件は、その翌日にも握手会が行なわれた事で波紋が広がってると、日刊サイゾーが伝えています。

思えば3年前にAKB48の握手会で暴漢がノコギリを振り回し、メンバー2人が重症を負った時でも、握手会は41日間中止されましたが(14年5月26日のブログ参照)、今回はそれすらやってません。直接の被害者がいないからかも知れませんが、知らない男に襲い掛かられそうになった女の子が、心に負った傷はそう簡単には消えません。これでは運営が「代わりはいくらでもいる」「どうせヲタはカネを落とす」と思ってると勘ぐられても、反論出来ないでしょう。

そうでなくても今年の総選挙は、須藤凛々花の結婚宣言以外目玉がなく(6月18日のブログ参照)、それも運営織り込み済の、ヤラせ発言の可能性が高まってます。何度も書きますけどね、もはやAKB商法は破たんしたマッチポンプ商法だという事が、誰の目にも明らかなのに、まだ認めないのでしょうか?そうと分かってカネを落とすヲタに、同情はしないけど。

ヤフコメでも「これは防ぐの難しいかもしれないけど、それにしてもセキュリティ緩いでしょ。それ以上に昨日あれだけの騒ぎがあったのに、今日握手会やってるのが謎」「ノコギリから何も変わってない」「結局一番儲かって美味しい思いしてるのは秋元康なんだよねえ。こんなくだらないこと早く終わればいいのに」「そもそも、ファンの人はこれだけの厳戒体制で、そこまでして握手したいのか?」といったコメが並びました。筆者も同意見なので、今回キタコメはありません。

ちなみに6月20日の日刊サイゾーによると、STU48の船上劇場とやらも頓挫しそうだとの事です。実際何かあったら、船上が戦場になりかねないし。

2017年6月19日 (月)

1対4が2対3に

昨年大みそかのSMAP解散から早半年、次の発表は秋の契約更改の1~2ヶ月くらい前だろうと思ってたら、今日発表がありました。稲垣吾郎、草彅剛、そして香取慎吾が9月8日をもってジャニーズ事務所(以下、ジャニーズ)を退社することが明らかになりました。そして中居正広は残留します。

解散の時点で残留を決めた木村拓哉は置いといて、退社濃厚と言われた中居が一転して残留を決めたのは、元々歌はカラオケ、ダンスはお遊戯、芝居は学芸会と揶揄される中、唯一定評のある司会業をこなしていくには、衰えたとはいえ未だテレビに強い影響力を持つジャニーズに残った方が得という、「名を捨て実を取る」作戦に出たという事でしょう。ファンから裏切り者呼ばわりされることも、ある程度織り込み済だと思います。ヘタすりゃ元SMAPが結婚式場で司会何てことになりかねないだけに。

そんな中日刊サイゾーJ‐CASTニュースによると、相変わらずマスゴミはジャニーズ寄りの姿勢を貫いてます。「解散さ・・・」って、少なくとも「解散さ!」ぢゃないですよねぇ。解散は去年ですからそんなにショックはありませんけど。それにファンには見透かされてますね。ヤフコメでは「メリーとかいう痛い名前のババァのせいで、SMAPがこんなことになってしまった。本当に悔やまれる」「それぞれ別の道になってしまいましたが、これからも一人一人が活躍されることを切に願います」「退所したからといって圧力かけて、仕事干さないでもらいたいものです」といったコメが並びました。でもってキタコメはコレ。

「あのSMAPがこんな事になるなんて想像もしてなかった。
全ては副社長の積年の嫉妬から発した、
文春のインタビューが原因。
そしてスマスマで生謝罪等という前代未聞な事をさせ、
SMAPを潰してしまった。
こんな酷い事をする事務所だけど、これからもジャニヲタの力を傘に
事務所は繁栄し続けると思うと本当にやるせない」

大丈夫、あのジジババは命の火が消えかかってるし、手越祐也みたいに確信犯的に半グレと遊んでたバカもいるから、この先もっとスゴいネタが出てくるって話もあるし。でも残燭は消える瞬間が一番美しいというしなぁ・・・

2017年6月18日 (日)

大炎上どころか焦土

わざわざ梅雨空の沖縄で無観客のまま強行したAKB総選挙も、予定通り指原莉乃が3連覇し、渡辺まゆゆは卒業を発表し、メンヘラちゃんの兒玉遥は行方知れずと、何一つ目玉のないまま終わるかと思いきや、筆者も予想だにしなかった爆弾がさく裂しました。言うまでもありませんが、須藤凛々花の結婚発言です。

その辺の経緯はJ‐CASTニュースを見て頂くとして、今回明らかになったのは、もはや48グループそのものがヲワコンになった事が、誰の目にも明らかになったという事でしょう。以前から筆者は48グループは全体ではダメダメでも、一人一人は素直ないい子だと、秋元やすすにカネ貰ったわけでもないのに擁護してきましたが、少なくともこの子には当てはまらなかったという事になります。ファンぢゃないから別に悲しくもないけど。

おそらく文春砲の直撃前に発表して、ダメージをやわらげようとしたのかも知れませんが、あまりにも浅はかな自爆テロにしか見えません。相手の男がチャラい半グレや、オラオラなマッチョぢゃないのが不幸中の幸いでしょうか。でもまぁ誰とは言わないけどある大物卒業メンバーは、世間的に見てヤバい人と付き合ってたし、今回帽子でりりぽんをマザファッカ呼ばわりした大島優子だって、昔はウェンツと・・・(以下シャレにならない話を書いてたので、大慌てで削除)

予想通りヤフコメは荒れました。「妊娠してるの?そうじゃないと20歳のアイドルがいきなり結婚するかな。どちらにしても痛すぎる。総選挙辞退するのが筋だよね」「記者会見開かれたところで何も信じられないってのが、ファンの本音では?」「わかっててファンに呼びかけたこの子も悪いし、出した運営も悪い。もう解散すればいいのに。ファンは高い授業料になったね」「我が身可愛さで発表したんだろうけど、皺寄せは残されたメンバーに行く。よくあのタイミングで言えたよな」「AKB集金システムの崩壊でしょうか」・・・他にもいろいろありますが、今回のキタコメはコレ。

「この子こそ ゲスの極みって言葉が合うんじゃない?」

どうせグループにはいられないんだし、サンミュージックに移籍してベッキーと仲良く、ゲス乙女コンビで売り出すのもいいなぁって、よくないよ!まぁ長生きして下さい。アイドルは辞めてからが長いんですから。

こういう時こそ他のメンバーがしっかりしないといかんのですが、サイゾーウーマン見ると宮脇咲良もこんなんだし、先行き長くありませんな。ちなみにさくらたん、アゴ削ったね。Yes!高須クリニック!

2017年3月16日 (木)

さらば渡瀬恒彦

渡瀬恒彦さんの訃報を聞いた時は、正直仰天しました。体調が悪いのは存じていましたが、まさかお兄さんの渡哲也さんより先に逝くとは全く予想外だったからです。それも胆のうがんだったとは・・・兄弟そろってがんという事実を知ると、やっぱがんは血縁性の高い病気なのかなと思ったりもします。

数多くのフィルモグラフィーを誇り、ブルーリボン賞や橋田賞も貰ってる割には「無冠の帝王」的なイメージが強い渡瀬さんですが、多分70年代に出た作品のイメージがそうさせてたのでしょう。マスコミは『仁義なき戦い 代理戦争』や『赤穂城断絶』は取り上げても、『私設銀座警察』の赤ん坊ブン投げ(!)ポン中ヒットマン、『実録外伝 大阪電撃作戦』のグラス嚙み砕き、『狂った野獣』のバススタント、そして撮影中のジープ横転事故(一歩間違えれば右腕切断の重症だった)による『北陸代理戦争』降板(でも予告編には出てる)は取り上げてません。J‐CASTニュースは取り上げてたけど。

筆者は先日ラピュタ阿佐ヶ谷で『恐怖女子高校 暴行リンチ教室』を観てきましたが、そこにも渡瀬さんの姿がありました。悪徳政治家をユスるトップ屋の役で、一度は5000万円せしめるのですが、ちょっとしたアクシデントでそれが灰になってしまい、しかし決してイラ立ったり嘆いたりせず、5000万円の火で一服してオシマイという砕けたラストが、物語をうまく締めくくっていました。つらい事や悲しいことがあったら、一服一杯やるのもいいかも知れません。

記録にも記憶にも残った東映生え抜きのムービースター。享年72。謹んでご冥福をお祈り致します。合掌。

それにしても訃報報じたその日に、BS‐TBSで十津川警部の『消えたタンカー』やるとは、以前からの予定とは言え何たる偶然。しかも渡さんとの3度目かつ最後の共演だし。

2017年3月 4日 (土)

峯岸みなみ、電撃引退・・・ぢゃないのかよ!

その話を聞いた時、「まぁこじはるも卒業するし、これで1期生はアンタ一人だけだし、これ以上先輩ヅラしても後輩たちからは『クモの巣が張った行き遅れのオバハン』呼ばわりされるだけだし、もう十分でしょう」と思ってたんですけど、デイリースポーツの当該記事を読んでたら、単に本人がそうゆうのに憧れてるだけということだったので、久しぶりに脱力しました。

まぁネタ元が関西人にとっては「大スポ(大坂スポーツ)よりおもろい、ナニワの東スポ」、関東人にとっては「阪神の機関紙」たるデイリーですから、久しぶりにしてやられたという感じですが、峯岸本人はここ数年目立った動きもないので、今すぐ辞めても全く気付かれないでしょうね。さすがに卒業コンサートはやってもらえるだろうけど、こじはるとは違って、別の意味で祭りになりますわな。

ヤフコメでも「やっと引退かよ!って違うんかい~♪」「まったく!峯岸みなみが電撃引退かと思った!まあ、引退してもしなくても、どっちでも良いけどね!」「あなたは全くトップの人じゃないけど、遠慮なくどうぞ!」「普通と引退と電撃引退の線引きは何?別に結婚してそれを期に引退って言うのは、普通の引退だと思いますけど」といったコメが並びました。でもってキタコメはコレ。

「この人も出家する素質があると思うな」

うーむ、でもこの人の守護霊本は幸○の○学も出さないだろうし、個人的には断髪式のほうがいいと思いますけどねぇ。経験者だし。さすがに国技館は貸してくれないだろうから、武道館に仮設の土俵作って、全48グループメンバーと縁のあるOB、それに一般参加のファンでちょっとだけ鋏を入れて、最後は秋元やすすがバリカンで真ん中あたりをザックリってのはどうですかねぇ。もちろんお土産は国技館の地下で焼いた焼き鳥と、明治屋の力士チョコレートで。


2017年1月23日 (月)

さらば松方弘樹

J‐CASTニュースで松方弘樹さんの訃報を聞いた時、それほど驚きませんでした。脳リンパ腫を患っていると聞いた時点で、ある程度覚悟してたからです。一方で永遠にその日が来ないことを祈りつつ。

数多くの映画や時代劇で主役・脇役を演じた松方さんの代表作は、たくさんあり過ぎてそれだけで一冊の本が出来てしまいそうです。その中から個人的に特に好きなのを上げるならば、やはり『仁義なき戦い』の坂井鉄也は欠かせないでしょう。筆者も気がついたら「わしらどこで道間違えたんかのう・・・」とか言ってますし。

同じ実録物では『北陸代理戦争』の川田登もいいですね。「北陸っちゅうんは、こうゆう所ですわ」と聞いて以来、筆者の中で北陸は『地獄の黙示録』のベトナムと同じになりました。もちろん今は違うんだろうけど。時代劇ではやはり『名奉行 遠山の金さん』でしょう。他の金さんと比べて、お白州での啖呵のキレのよさが際立ってました。未だBD・DVD化されないのが、残念でなりません。

実生活ではいろいろとお騒がせした人でしたが、そうした振る舞いが全て許されてたのは、やはりスターの特権でしょう。もうこういう生き様を見せる事は、許されないんでしょうね。嗚呼昭和は遠くなりにけり。

銀幕という言葉が死後になりつつ中、最後まで銀幕のスターとして輝き続けた男。享年74。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。合掌。

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