鉄道

2018年2月 4日 (日)

玉電も残るぞ

17年12月15日のブログでお伝えした、玉電デハ87のクラウドファウンディングですが、2月2日に目標額の330万円を達成、成立しました。

ふるさとチョイスでは引き続き寄付を受け付けてますが、4月からの第2弾ってのが気になります。とりあえず今回は外装の修復を行ない、その後内装を可能な限り復元するって事なのでしょうか?機器とか計器とかどっから持って来るんでしょうか?

もし持ってる人がいれば、今のうちに世田谷区役所に、話してみるのもいいかも知れませんね。たぶん東急にも保管されてないと思うから。

2018年1月31日 (水)

キハ183系残るぞ

1月10日のブログでお伝えした、キハ183系保存のためのクラウドファウンディングが、1月29日に成立した事が明らかになりました。第1目標の610万円を達成した事で、既にReady forでは2両目の保存に向けたネクストステージに突入しています。

2両目のキハ183はD51320移転後の、安平町鉄道資料館に保存するとの事ですが、今回の成立で勢いがつけば、間違いなくセカンドステージの達成も夢物語ではなくなります。

それにしてもここまで話が盛り上がっても、JR北海道にとっては全くの他人事のようです。自社の鉄道文化に対する誇りはないのでしょうか?

2018年1月10日 (水)

キハ183系を残そう

旧国鉄やJR北海道(以下、JR北)で活躍したキハ183系の先頭車、キハ183形をクラウドファウンディングで残すプロジェクトが始まったと、レスポンスが伝えています。

今年3月のダイヤ改正で0番台の車両が引退・廃車となるのに伴い、今回のプロジェクトが始まったわけですが、これは本来JR北がやるべきことでした。でも今のJR北にそんな余裕がないのは言うまでもないので、クラウドファウンディングの出番となったわけです。

今回窓口となるready forによると、610万円を目標として元旦から募集を掛けたところ、1月10日現在で半分強の335万5000円が集まったとの事。目標額がクリア出来れば、セカンドゴールとして2両目の保存も検討してるとの事。プロジェクトを立ち上げた北海道鉄道観光資源研究会は、過去に711系のクラウドファウンディングを成功させた実績もあるので、今回成功すれば間違いなく、クラウドファウンディングでの鉄道車両保存という流れが、かなり期待できます(その場合の目標額は1100万円)

しかも移転先は、これまた安平町鉄道資料館の移転先に予定されてる、「道の駅・あびら(仮称)」(2019年春開業予定)ですから、保存環境としてはかなりいい所です。何度も言いますが、JR北は全くあてにならないので、このプロジェクトが成功すれば、間違いなく北海道における鉄道文化財への認識は、よい方向に動くと信じています。その為にも出来れば、セカンドゴールを決めて欲しいものです。

2018年1月 9日 (火)

いすみ鉄道、悪質撮り鉄と全面戦争か?

いすみ鉄道の鳥塚亮社長が、沿線の悪質な撮り鉄に対し「阿呆連中」「言葉が通じない」等とブログで罵倒したと、J‐CASTニュースが伝えています。以前から沿線では一部の撮り鉄がマナーを守らず、沿線住民や良心的な撮り鉄との間でトラブルが相次いでいましたが、ついに社長が口を開いた形になります。

もちろんこの問題は急に出て来たものではなく、会社側もHPで具体的なトラブルを上げて警告していましたが、それでも後を絶たなかったため、大きなトラブルが起こる前に動いたわけです。一部では感情論じゃないかという批判もありますが、当事者ゆえに黙ってられなかったのでしょう。

ヤフコメでも「社長の言う通り」「書いているうちに感情が爆発してしまった感じですね。ですが書かれている事は正論だと思います」「そもそも線路敷地内への進入は犯罪だと思うけど」「おっしゃる通り、少し反れるがクレーマーも客ではない。業者側にだって客を選ぶ権利はある、これは相当ガマンにガマン重ねての貴重な警鐘と捉えるべき」といったコメが並びました。でもってキタコメはコレ。

「こういう役職の人たちがきついことを言うと
何かと問題になるケースを目にするけど、
マナーの悪い人に注意することに関しては、
多少きつい言い方でも仕方ないかと。

最悪の事を考えると命に関わる問題にも繋がる可能性があるし、
鉄道会社、ましてやローカル線となると死活問題なのだろう」

事故が起きたら責められるのは鉄道会社ですから、それを防ぐという意味でも、ルールとマナーは守るべきでしょう。かの紳士スパイも言ってますしね「マナーが人を作る」と。

2017年12月21日 (木)

初代MAX、鉄博入り

レスポンスによると、鉄道博物館は上越新幹線で使用された初代MAXことE1系1両を、2018年(平成30年)春から保存・公開するとの事です。

保存されるのはE153‐104で、公式の保存車としては初めてですが、写真で見る限りだと状態は良さそうなのに、色はやっぱり引退時のピンクに塗られてました。せめてデビュー当時の水色に塗り直して欲しいんですけどねぇ。6月9日のブログでお伝えした新津のE444‐1もピンクのままだし・・・

あと今回てっぱくひろばに上屋設けて置かれてますけど、このままここで整備・展示するのか?それとも0系みたいに専用の収蔵庫作ってもらえるのか?その辺も気がかりですね。博物館で保存する以上は、きちんとしたコンディションを保つのが常識ですから。

2017年12月15日 (金)

玉電デハ87、修復へ

レスポンスによると世田谷区は、宮坂区民センターで保存されてる玉電デハ87の修理費用を、ふるさと納税で募る事を明らかにしたとの事です。同車に本格的な修理・整備の手が入るのは、1990年(平成2年)の保存開始以来初めてのことです。

一応上屋が設けられてるので、写真で見る限り、正面以外は良さそうな気もするのですが、四半世紀以上経過すると、やはり見えない所でガタが来てるのでしょう。人間と一緒ですな。

募金は来年2018年(平成30年)6月29日まで受け付けており、年明け早々(ホントに元旦から)ふるさとチョイスでの受付も始まるので、目標の660万円はクリアして欲しいなぁと思います。あと出来れば今の表記を江ノ電時代の601から、本来の87に戻してくれたらいいと思います。ついでに東急の旧社紋も。

なお明日明後日は不在の為、行進は休ませて頂きます。ご了承下さい。

2017年12月12日 (火)

次も竜宮城

7月17日のブログでお伝えした、小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅の建て替えですが、乗りものニュースによると小田急電鉄は、来年2018年(平成30年)2月から工事に着手するとの事です。思ったより早いですね。

正直夏までは持つだろうと思ってたので、それまでに見に行くつもりでしたが、これは予想外でした。予算の都合なのかも知れませんが、中途半端な時期なので理由が思いつきません。

記事には旧駅舎の保存に関する記載はないので、取り壊されるのは確実ですが、幸いにも新しい駅舎のイメージは、筆者の予想以上にいい物でした。てゆうか今以上に派手すぎて「竜宮城をイメージ」どころか、「まんま竜宮城」なのはご愛敬でしょう。ガラス張りの駅ビルよりはいいけど。

今の駅舎に会えるのもあと2ヶ月足らずなので、年末年始にかけて初詣感覚で見に行くのもいいかも知れません。

2017年12月 8日 (金)

近江の古典機、無償譲渡も検討

昨日のブログでお伝えした近江鉄道の古典機について、近江鉄道は申し出があれば、無償譲渡する方針を明らかにしたと、レスポンスが伝えています。現状では3両(ED31 1、ED31 2、ED31 5)の解体は既定方針のようなので、譲渡の対象は残り7両(ED31 3、ED31 4、ED14 1~4、ロコ1001)に限られます。

逆に言えば昨日筆者が理想として伝えた、1両ずつ残して解体というプランはないとみていいでしょう。地方鉄道はどこも経営が苦しいのは分かりますが、せっかくの鉄道遺産を生かしきれないのは、とても残念でなりません。それ故に他人事ですが、「いい所がもらってくれるといい」と思います。輸送費はかかるだろうけど。

現時点では名乗りを上げている個人や団体はないようですが、ヤフコメでは「まあこんなに古参電機が揃う私鉄は珍しかったですが、さすがに維持が難しくなりましたか。相当のお金持ちで無いと購入も難しいですよね」「私も一瞬、京都鉄道博物館にと思いましたが、会社が全く別会社だから受け入れないだろうなと。できれば滋賀県が保存してあげればいいんだけど、でも近江鉄道は近江商人とはあまり関係なさそうだし」「欲しい人は多いと思うが、運ぶだけでいくらかかるやら」といったコメが並びました。でもってキタコメはコレ。

「貴重な産業遺産です。
何とか彦根市に引き取ってもらい保存出来ないでしょうか?
彦根城だけでなく、鉄道資料館として観光資源にもなると思います」

個人的にはそれが理想ですが、必ず「市民の税金でこんなボロ電車(鉄道に興味のない人は、電気機関車と電車の区別がつかないし、そもそも興味がない)なんか買うなー」とかホザくパヨクなプロ市民が出て来ますからねぇ。

いずれにせよひとまずの猶予期間が出来たとはいえ、年度が替わるまでには結論が出るでしょう。筆者もいろんな所に話持って行きたいと思います。

なお多忙の為勝手ながら、12月9~10日の更新は休ませて頂きます。ご了承下さい。

2017年12月 7日 (木)

近江の古典機、解体へ

近江鉄道は自社で保存してる計10両の古典電気機関車を、老朽化の為随時解体していく意向を明らかにしました。既に今月中には状態の悪いED31 1、ED31 2、ED31 5が解体予定との事で、12月16日に行われるイベントからクリスマス前の12月22日までの間に、解体が行なわれるものと思われます。

現時点では他の機関車(ED31 3、ED31 4、ED14 1~4、ロコ1001)の解体予定は明らかになってませんが、可能性としては各形式の内最も状態の良いものを1両保存し、他は部品取りに充てるのが望ましいのですが、そうした発表はないので最悪の場合、年度末の来年2018年(平成30年)3月までに全車解体という事もあり得ます。

こういう時こそ他の保存団体やクラウドファウンディングの出番なんですが、現時点でこれに関する申し込みはないようなので、近江鉄道と地元の良識に頼るしかないのが実情です。各1両ずつ残せられればいいとは思うのですが、こういう時某ホテルの社長夫妻とか、某整形外科の院長とかは何やってんでしょうね?普段「ニッポンサイコー!」とか吠えてるのは何のため?貴重な国産機が潰されようとしてるのに。

2017年11月19日 (日)

熊本電鉄5101A、クラウドファウンディング成立

10月17日のブログでお伝えした、熊本電鉄5101Aの再塗装に関するクラウドファウンディングですが、昨日11月18日未明に、目標金額の200万円を達成したとの事です。

Makuakeによるとクラウドファウンディング自体は、予定通り11月29日まで続けるが、既に募集を締め切ったコースもあるとの事です。まぁそれでも追加のコースもあるので、まだまだ支援する余地はあります。ちなみに1名限定510,100円コースのソファーはまだ締め切ってませんが、最終日までに名乗り出る人はいるのでしょうか?

クラウドファウンディングに関しては「体のいいカネ転がし」という批判もありますが、目標を絞って短期間で資金を集める手段としては手軽であり、既に鉄道車両に関するものでも今回を含めて、いくつかの実績を作ってます。一方で見返りを求めない純粋な寄付や募金は減少傾向にあるため、今後はそういった面でのアプローチも必要になるのではないかと思われます。特に最近はふるさと納税に対する批判も出始めてるだけに、ねぇ。

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