東京都青少年健全育成条例

2014年5月13日 (火)

例の条例(改)適用へ

もはやすっかり忘れてる人がほとんどですが、かつてこのブログでけっこうネタにした「例の条例(改)」こと、改正版東京都青少年健全育成条例が、11年7月1日の施行以来初めて適用される事になりました。適用されるのはKADOKAWAから刊行されている、『妹ぱらだいす!2~お兄ちゃんと5人の妹のも~っと!エッチしまくりな毎日~』(書いててだんだん頭痛くなってきた・・・)です。

これ、おたぽるにも書いてある通り、PCのエロゲーのコミカライズなんですが、成年コミックでわない普通のコミックとして売られてたのは仰天しました。まぁ筆者はエロゲーやらないので詳しい事は知りませんが、タイトル通りの内容なんだねとしか言いようがありません。KADOKAWAは今の所コメント出してませんが、同社のオフィシャルサイトで検索すると引っかからないので、このまま店頭から回収してヒソーリ絶版にすんでしょうねぇ。ちなみにアマゾンでわ何件も引っかかります。

ただこの条例の問題点は、何を持って不健全とするのかが未だ曖昧な事です。今は過激な性摸写ばかりが取りざたされてますが、このまま行ったら性と直接関係ない、犯罪や暴力をネタにしたコミックも規制されかねません。最近巷で話題の『美味しんぼ』の被爆摸写とかも、書かれてる事はさておき見方によっては、被災者へのいじめを助長しかねないから規制とか成りかねないし(多分単行本で当該の場面を削るか、別の場面に差し替えるんだろうけど)、虚偽は虚偽に過ぎないという当たり前の事が分からないお子ちゃまな大人が増えて行くのかと思うと、クールジャパンって何なんですかにぃと思う次第であります。果たして適用第2号はどこの何になることやら(やっぱあの作品かにゃ~)

2013年12月 7日 (土)

これでぬるいのか?

予定通り特定秘密保護法案が、参議院でも可決成立しました。ミンス党はホント、ケンカするのヘタですな。牛歩戦術も出なかったし、60年安保の再現を目指すとかホザいてた山本さんちのタローちゃんは、ヘタレを露呈してテヘペロしてましたが、気持ち悪いからやめろと言いたいですな。

で、二階堂ドットコムにその全文が掲載されてました。全部読むのに1時間位かかったけど、頭よりも目が痛くなりました。取りあえず一度読んで下さい。

早くも芸能界やスポーツ界の一部に、この法律に便乗してあれもこれも特定秘密にしちゃおうという動きがあると、幾人かの知人から聞きました。権力者やセレブにスキャンダルは付き物なんですけどにぃ。

ちなみに今日の日刊ヒュンダイの一面は、ワールドカップの組み合わせ抽選会でした。今日にでも暗黒社会になるとか、民主主義は死ぬとか煽っておきながら、成立翌日にはこれかよ。所詮商売優先ってとこは大マスゴミと一緒ぢゃねーかよ凸(`Д´メ)

2013年12月 6日 (金)

ホントに反対してんの?

二階堂ドットコムによると特定秘密保護法を巡る経緯から、国会の会期末は12月8日まで2日間延長されました。野党は問責決議案を出しては否決されの繰り返しですが、いつお得意の牛歩戦術が出て来るのかと、密かに期待してしまいます。それもこれも与野党共々からなる政治の貧困ゆえですが、それを後押ししてるのが、お上に逆らわない我が大日本のマスゴミなわけですから、どうにもなりません。

そんな中、あのTBSが政府に中指を突き立てたのか?と言われています。J-CASTニュースによると、『朝ズバッ!』や『ひるおび』の中で法案に対し明確に反対の姿勢を示した事で、TBSが「最後の55年体制」とも揶揄される記者クラブから、一歩引くのでは?と言われてます。

これに対しヤフコメでは、発言者の水道橋博士に対し「結果的に、お前のようなバカを取り締まる法律だったとならないよう、大人になりなさい」「バカ犬タレントを起用するTV局の方がよっぽど無神経。無知タレントに政治を語らせるな!」「水道橋にみんなで言おう『無神経にもほどがある』」「よう言うわw」とまぁ酷評のオンパレードですが、一番キタのはコレ。

「水道橋といい、山本太郎といい、なぜか知識人ぶる三流のお笑いたち(笑)」

一部でわ上からイノセンス亡き後の都知事の座を狙ってるとも言われてる博士ですが、そりゃ全くの買い被りってもんでしょう。それに明日の『ニュースキャスター』は、そんな事無かったがように振舞いますから。なぜって?そりゃあんた、ビートくんがアジア文化交流懇談会のメンバーやってる限りねぇ。博士もオフィス北野辞めるっつんなら別だけど、そんな度胸ないっしょ。よく考えたら上に上げた三流のお笑いたちって、どっちもたけし繋がりぢゃねーかよ。ほんとたけしってのはロクな事しないね。一番ロクでもないのわ東国原淫行ハゲだけど、これからわこんな奴のスキャンダルも議員だからという理由で、特定秘密にされちゃうのかにゃ~。

2013年12月 3日 (火)

で、あの監督は賛成?

筆者も10月23日のブログで懸念した、一連の特定秘密保護法案を巡る動きで、新たな動きが出て来ました。朝日新聞によると、法案に反対する映画人264人が反対の意を表したのです(以下引用)

 高畑勲監督、降旗康男監督、山田洋次監督ら5氏が呼びかけ人となり、「特定秘密保護法案に反対する映画人の会」が3日発足した。4日間で264人が賛同し、法案の内容や拙速な国会審議を批判する声明を発表した。
 賛同したのは大林宣彦監督、宮崎駿監督、是枝裕和監督、井筒和幸監督、俳優の吉永小百合さん、大竹しのぶさん、脚本家の山田太一さん、ジェームス三木さんら。撮影監督や映画館主、評論家らのほか、映画ファン約60人も加わった。
 声明は「心ならずも戦争に対する翼賛を押し付けられた映画界の先達の反省に立ち、日本映画界は戦後の歩みを開始しました」とした上で、「『知る権利』を奪い、『表現の自由』を脅かすことになりかねないこの法案は、とても容認することはできません」と反対を表明している。
 呼びかけ人や賛同者の一部のメッセージも公表。高畑監督は「安倍政権を生み出してしまったのが他ならぬ私たち国民自身であることに愕然(がくぜん)とせざるをえません」、降旗監督は「戦前、戦中の日本に戻らないように、ねばり強く抵抗していくほかありません」と記した。原田眞人監督は「公聴会を公然とセレモニー化したやり方にも憤りをおぼえます」と書いた。
 日本映画監督協会なども声明 日本映画監督協会など各分野の著作者でつくる5団体は3日、特定秘密保護法案の廃案を求め、共同で緊急声明を出した。
 声明を出したのは同協会と日本児童文学者協会、日本シナリオ作家協会、日本美術家連盟、日本脚本家連盟。声明は「私たち著作者は、かつて国家による言論弾圧により、尊い仲間の生命を失った歴史を決して忘れることはできません」などとして、廃案を求めている(引用ここまで)

また、時事通信によると、学者2000人強が廃案を求める声明を出しています(以下引用)

 政府・与党が今国会での成立を目指す特定秘密保護法案について、大学教授らが3日、東京都内で記者会見し、国内外の大学や研究機関の研究者ら2006人の連名で廃案を求める声明を発表した。
 声明には、ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英京都大名誉教授らが名を連ね、「成立すれば、表現・出版の自由、学問の自由など基本的人権が著しく侵害される危険がある」と指摘。「何が何でも成立させようとする与党の姿勢は、戦争へと突き進んだ戦前の政府をほうふつとさせる」と強く批判した。
 専修大の広渡清吾教授(法学)は「政府が都合の悪いことを隠す法律になっている。全く落第の答案」と述べた。栗原彬立教大名誉教授(政治社会学)は「現代の治安維持法で、ナチスの全権委任法に限りなく近い」と強調した。
 また、劇作家の平田オリザ大阪大教授は「圧政が広がると最初に表現の場を失うのが芸術家」と懸念。小森陽一東京大教授(文学)も「主権者が国家権力に縛りをかけるための重要な情報が隠蔽(いんぺい)される」と危惧した(引用ここまで)

声明は当然ですが、正直遅きに失したという印象は否めません。せめて先月の内に声を上げるべきでしたね。もちろんやらないよりはマシだけど。で、おそらくほとんどの人が「国家の秘密を知る事もないから、自分には関係ない」と思っていたのかも知れませんが、石破幹事長の例の発言を聞いて、誰もが幸徳秋水や小林多喜二や北一騎にされかねないと思ったのかも知れません。もちろん筆者も反対です。だってこの法律が施行されると、上からイノセンスの裏金も、コンゴ日本大使館の放火も、全て無かった事か脳内妄想として片づけられちゃうからね。例えいつもはネタ元として尊重する二階堂ドットコムが賛成しても。

で、反対を表明した映画人の中に北野武は入ってません。まぁ当然ですよねぇ、安倍ちゃんとあんなに仲いいし、秘密にしたい事が山ほどあるからねぇ。

 

2013年10月23日 (水)

知られたくない知る権利

おそらく来週の頭には衆参両院で可決成立するであろう、「平成の治安維持法」こと特定秘密保護法案。その危険性について日刊サイゾーが触れてます。

この法律が大新聞やTVといった御用メディアよりも、週刊誌やフリー記者を対象にしてるのは明白でしょう。それこそ取材対象者の自宅の玄関前に立っただけで、「不法侵入」と取られかねないし、そもそも「まっとうな取材」って何でしょうね?この問題について山本さんちのタローちゃん以上に声を上げてるのが、自称「藤原氏の末裔」とかいう二線級女優というのが、何とも泣かせます。ま、反対するのはいいのですが、この人と後ろにいる芸能界のドンには秘密がいっぱいなので、そっちを明かすのが先だと思いますけど、どうなんですかにぃ。

衣を剥いた天麩羅が、見た目も悪くておいしくないのと同様、世の中には人が知らなくていい事があるとよく言います。そんな中でも筆者のように中を見たくてたまらないひねくれ者は、今後ますます肩身の狭い思いをするのかも知れませんが、そんな中でも出来る範囲内で、知る権利を行使していきたいと思います(念の為に言っときますが、筆者は別に特定の個人や団体の意に沿ってブログを書いてるのではありません。あくまでも自分が言いたい事を言う為に、書いているのです)

なお勝手ながら明日から不在の為、10月24~26日の更新は、休ませて頂きます。ご了承下さい。

2013年8月10日 (土)

夏休みはマンガの行く末を考えよう

既に帰省ラッシュも始まり、猛暑の中毎年恒例の民族大移動が始まりました。ここ数年お盆休みが分散傾向にある事から8月10~14日と、14~18日のどちらかで休みを取る会社が多いとの事です。筆者の休みはそのどちらでもありませんが。

そんな中、日刊サイゾーによると、コミケ真っただ中の8月11日(つまり明日)と終了後の13日に、マンガやアニメの規制に関するシンポジウムが開かれるとの事です。前者はCBLDF コミック弁護財団、後者はNPO法人うぐいすリボンが主催しますが、コミケの開催に前後してこうしたシンポジウムが開かれるのは、極めて異例です。それだけ今のマンガ・アニメに対する規制の枠が、狭まってるという危機感の表れでしょう。

先の参院選における争点にもならず、児ポ法改“悪”案が継続審議になった事で、年内にも大きな波を被るのではと言われてる日本のマンガ・アニメですが、これらの催しが防波堤の役割を果たす事で、一人でも多くの人が危機感を持ってくれたら、一人のマンガ好きとして幸いです。

「どうしたんだ、なぜ行かない!お前達が行かないと大好きなマンガが読めなくなってしまうんだぞ、それでもいいのか!」とスコルピオみたいな事を言ってしまったのは、直前までBSジャパンで『ダーティハリー』(吹替版)を見ていたからではありません。多分。「こーげこーげこーげよー、ボートこーげよー」(やっぱし見てたからぢゃねーかよ)

2013年6月27日 (木)

コミケも終わるのか?

昨日のブログで児ポ法改“悪”案の継続審議について触れましたが、更に追い打ちをかけかねない事態が進行してました。日刊ゲンダイによると、コミケ会場の東京ビッグサイト新社長に驚く勿れ、ニャンと元警察官僚で元副知事の竹花豊氏の就任が決まったとの事です。

竹花氏と言えば言わずと知れた、例の条例(改)こと「東京都青少年健全育成条例」の実質的な生みの親であり、それだけに今後コミケからエロ同人誌がシメ出されるのか?という懸念が広がっています。あとは『相○』とか『ダ○ルス』とか『踊る大○査線』とかのやおい本とか。

そのコミケ、今年は8月10~12日に行なわれますが、果たして竹花氏が就任早々大ナタを振るうのか、それとも今年は様子見でいくのか、何にせよ継続審議の件と合わせて行く末を見届けたいと思います。

2013年6月26日 (水)

児ポ法改“悪”案、継続審議へ

アホな野党がパフォーマンスで、安倍ちゃんの問責可決してドヤ顔浮かべてる間に、自民と公明がトンデモない事やってました。5月30日のブログでも取り上げた児ポ法改“悪”案こと「児童ポルノ禁止法改正案」が、廃案にならず継続審議になっていたのです。旗振り役は未だに原発で死んだ人はいないと信じ切ってる自民のヒラメ女、高市早苗政調会長である事は、言うまでもありません。

おそらく自公両党は参院選の争点からも、この件は徹底的に隠し通して、秋の臨時国会で可決・成立とする腹積もりでしょう。もちろんマスゴミも。しかしこれは間違いなく参院選の隠れた争点として受け止めた方が、いいかも知れません。一部では問責に賛成した維新は、今後反対に回るという声もあるようですが、それやったら間違いなくハシシタは潰されますな。だって維新でこの問題に血眼になってるのは、慎太郎ぐらいだし。

尤も今のアニメやマンガなんて、どこを見ても似たような作品が乱立して素人には見分けつかんし、昨日のブログで触れた『テルマエ・ロマエ』みたいに、本編終わって充電期間過ぎてから外伝だのエピソード0だのデッチ上げるのも、もはや当たり前になってるみたいだし(だから最近のマンガ・アニメは、設定に含みを盛り込み過ぎる。中には不人気で空中分解しちゃうのもあるが)やっぱ一番いいのは現実の女性と恋愛するか、少なくとも友達になる事を目指していれば、最悪の日が来ても切り抜けられるかも知れません。私は叫び続けるけど。

なおこの件に関しては今の所、ハフィントンポストが一番熱心に取り上げてるので、一度目を通した方がいいかも知れません。

2013年5月30日 (木)

児ポ法改“悪”案、提出

5月29日の時事通信によると、自民・公明・維新の3党は衆議院に「児童ポルノ禁止法改正案」(正しくは児ポ法改“悪”案、もしくは国家レベルの例の条例改)を共同提出しました。今国会での成立を目指すとの事です。

これについては5月24日のブログでも触れましたが、今イチ盛り上がらなかった反対運動が、ここへ来てようやく加速しそうな勢いになって来ました。提出当日、5月29日の日刊サイゾーによると、日本雑誌協会と日本書籍出版協会は連名で反対声明を出し、今日の日刊サイゾーによると、日本漫画家協会や全国同人誌即売会連絡会も反対を表明したとの事です。これらの団体や著名なクリエイターが足並みを揃えて、改正案の問題点を指摘すれば必ず世論は賛同してくれるでしょう。

ヤフコメでも多くの反対意見が出ていますが、今日はいつもより多めに引用させて頂きます「児童ポルノに興味を持つのは異常だと思うが、表現を極端に規制するのはやめて欲しい。本来の目的と異なるはずだ」

「宮沢りえの『サンタフェ』が該当するかどうか国会で質問されて、答えられなかった自民党。定義が不明だろ」

「漫画・アニメ規制というのがこの改正案の真の目的になりつつある」

「『クールジャパン』などと有権者のウケの良さそうな文字を並べながら、実は衰退・追放させようとしているのが笑える」

「児童ポルノは自己の好奇心のために所持するもんじゃないの?つーかこれ確かアニメや漫画も規制対象に入ってなかったっけ?そしてこれ悪用したら、警察が誰でも別件逮捕できるよね。くそ法案提出だな。おい出版業界、今こそ立ち上がらんでどうするよ。(筆者注、立ち上がりました)法曹界も、表現の自由への規制に文句言うべきだ」

「この法案は欠陥品。基準が曖昧過ぎて全てが逮捕する側の『主観』で決まる。こんな法律は異常だよ。児童ポルノを取り締まるのは大賛成だけど、基準が曖昧なのはダメ」

「自民党・徳田毅が未成年を泥酔させてレイプした事件は完全スルーの自民党が作る欠陥法案(筆者注、そして維新には東国原もいます)」

「漫画が嫌いな老人の偏見による法律」

「この手の話にはレッテル張りや感情論優先で意見する人が多いけど、冤罪であったり空想上の絵を法律で規制しようとする事に危機感をもてないのは残念」

「政府にとって都合の悪い出版物などに児童ポルノとレッテルを貼れば、堂々と消す事ができる。表現規制は絶対にあってはならない悪法。中国なんかと同じやり方だ」

「公共の福祉に反しない、個人的趣味まで規制するのは違憲法令」

「児童ポルノ禁止先進国のアメリカでも連邦最高裁判例で『二次元での表現をポルノとして扱うこと罰することは違憲』という判決が出ています。それにこの法案をこのまま通したら、クールジャパンの看板であるマンガやアニメ、ゲームの面白さが半減してしまう上に、製作者からの協力も得られなくなって、クールジャパンが本当にクール(寒い)ジャパンになってしまいますよ(筆者注、クールどころか氷河期)」

「結局、規制委員会作って警察官僚の天下り先を確保しようとする魂胆しか見えない」等々様々な意見が出ましたが、印象に残ったのはコレ。

「『ドカベン』を児童ポルノと考える、自民党の方がむしろ異常」

え、『ドカベン』のどこにそんなシーンあったの?おせーて、男ドブス水島新司センセー。

2013年5月24日 (金)

座頭市もアウトか?

ヤフオク!(旧ヤフーオークション)で6月26日から適用される、アダルト関連商品の出品ルール改正が、事実上のフィギュア締め出しではないのか?として、波紋を広げています。その詳しい内容はJ-CASTニュースを見て頂くとして、筆者が問題視してるのは「被写体の実年齢や被写体が実在するか否かにかかわらず、服装、肢体、タイトル、商品説明などを総合的に判断し、18歳未満の者の性的な姿態を連想させると当社が判断した商品(漫画・アニメーション、フィギュアなどの商品を含む)(例:被写体が学生服、幼児服、ランドセルを着用している商品)という部分です。

これっておそらく、ほとんど全てのアニメフィギュアやイラストがひっかかるんぢゃねーんでしょーか?あからさまなアダルトアニメやエロゲーは別としても、今の時代に制服抜き(制服でヌく意味ではない)でアニメ作れるかって言ったら、ぜってー無理ですもん。それこそプラグスーツの下はノーパン(という設定)のエヴァなんぞは、例えビーチクとか映ってなくても「服の下ハダカ?、ハイダメー!」となって即出品停止って事になりかねません。

この時期にヤフオク!がこんな規制を掛けようとしてるのは、早ければ来週にも国会での審議が予定されている児童ポルノ法改“悪”案(筆者的には国家レベルの例の条例改といった所か)との関係がいやでも指摘されます。これについては今日の日刊サイゾーでも伝えられてるのですが、問題なのは直接児ポと関係のないマンガやアニメにまで、規制の対象を広げようとしている事です。今後の政局次第では審議そのものが、潰れるか継続審議になる可能性もあるので、即どうこうというわけではありませんが、何かと政府にいい顔をしておきたいソフトバンクの意向もあるのではないのでしょーか?もちろん筆者はあからさまな児ポは取り締まるべきと考えております。

ちなみに筆者はかつて座頭市のフィギュアを持っていましたが、勝新フリークの友人がどーしてもと言うので、譲ってしまった事があります。フケ専の人にとっては十分オカズになる代物ですが、って事はこれもアダルト商品になるって事ですかい?